交換日記

70 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/08/30(火) 12:27:00
むか~し学習雑誌の夏の怪奇特集で読んだあんまりな話を。

父親と、ある町に越してきた小学3年生のA子。
彼女は母親を病気で亡くしたばかりで、傷心の身。
ひとつ嬉しいことがあった。借りた家に、立派な勉強机があり、A子のものに。
前の住人が置いていったらしい。引き出しを開けてみると、
きれいな未使用の日記帳が入っていた。まだ友だちもおらず寂しいA子は、
友だちに話しかけるように、母親の思い出や学校のことをつづる。
するとある日、何とレス(?)があった。
A子の書いた続きに、やさしい女性の文字で、励ましの手紙が書かれていたのだ。
文章の主は、年上のお姉さんのようだった。お姉さんはA子に暖かく語りかけ、
いろいろな相談に乗ってくれるようになる。勉強なども解りやすく教えてくれる。
元気づけられるA子。仕事で朝と夜しかA子に会えない父親も、
明るくなっていくA子を見て、わけも知らず喜ぶ。
だが次第に、A子はお姉さんと一緒に暮らしたいと思うようになる。
お母さんのように家にいてくれて、話ができたらどんなに良いだろう。
A子は、日記帳でその思いを伝えようとする。
「お姉さんは誰? お姉さんに会いたい。直接お話がしたい。一緒に暮らしたい。」


71 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/08/30(火) 12:28:35
しばらく返答がなく、心配するA子。
だがとうとう、ある住所が書き込まれた。次の休日に来るようにとのこと。
喜ぶA子だが、その時、なにかねばっこい視線を感じて振り向く。
すると窓の外に、長い黒髪の、美しい若い女性の顔があった。
だがそれはすぐに消えた。A子は住所をメモすると、次の休日、朝早くから出かけた。
夕方遅くなってもA子は戻らない。父親はようやく異変に気づいた。
A子の部屋で日記帳を見つけた父親は、その異様な事態に驚く。
大家を問いただすと、問題の勉強机は、前に住んでいた家族の娘のものだった。
美人で頭もよく、人柄もよい娘だった。だが突然の病気で死んでしまったという。
両親は、思い出すとつらいので、娘の愛用していた机を置いていった。
娘は、元気になったら日記帳を使うつもりだったのだろう。想いが残っていたのだ。
書かれていた住所に、タクシーを飛ばす父親。そこは墓地であった。
必死で、死んだ娘の墓を探し当てる父親。そのとき、かすかにA子の声が。
「お父さん……助けて…助けて……苦しい……」
「A子!A子!」
墓石に叫び続ける父親。だがその声は、次第に聞こえなくなっていった。
おしまい

お姉さん、良い人だと思ってたのに、寂しかったんだろうか。
それにしても、A子は何も悪いことしてないぢゃん!
大好きなお姉さんと異世界へ、というのはアリだと思うけど、
最後苦しい思いをして逝っちゃうなんて……子ども心に後味悪かった。


72 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/08/30(火) 13:04:45
こええええええええええ!