グレイストーク -類人猿の王者- ターザンの伝説

775 名前:「グレイストーク ターザンの伝説」1 投稿日:2006/08/04(金) 00:04:21
「類人猿ターザン」のリメイク、
「グレイストーク ターザンの伝説」もなかなか後味悪かったよ。
ヒーローというよりも一人の人間としての苦悩を描いた作品。
このターザンは「あ~ああ~」とか言わない。
寡黙で、人間としての自分と野生の一部である自分の狭間で苦悩する。
精神的には間違いなく鬱状態で、健康優良児などとは対極の位置に居る。
劇中、「ターザン」という言葉は一度も登場しない。

以下あらすじコピペ。

グレイストーク伯爵家のジョン・クレイトン夫妻は、
アフリカへ旅立つ際に船が難破し、森での生活を余儀なくされる。
妻はそこで一人の男の子を出産するが、間もなくマラリアで死亡、
夫 もサルに襲われて無惨な最後を遂げる。
ひとりぼっちになった男の子は自分の子供を失ったばかりのサルに抱きかかえられ、
群れの一員として育てられる。

やがて大きくなった彼は、自分の両親の住んでいた小屋を見つけ、
そこで自分が何者であるかを意識し始める。
そして父の形見のナイフを携え、仲間の死やグループの権力争い、
猛獣との闘いを通してたくましく成長していく。

そんなある日、大英博物館の目録採集のために学者とハンターたちが森へやってくる。
彼らは森で原住民に襲われ全滅するが、ただひとりからくも生き残った
ベルギー人フィリップだけは野生児に命を助けられる。
フィリップは小屋にあった遺品からこの命の恩人がグレイストーク家の者と知り、
彼に父と同じジョンと名前をつけ、彼に言葉を教えながらジャングルでの生活をともにする。
自分が何者であるかをようやく認識し始めたジョンは、
少しずつ文明社会に慣れるための訓練を始める。


776 名前:「グレイストーク ターザンの伝説」2 投稿日:2006/08/04(金) 00:04:53
そしてジョンとフィリップは遂にイギリスへたどり着き、そこで実の祖父に迎えられる。
フィリップとの悲しい別れの後、グレイストーク家の跡取りとして第2の人生を歩むことになった彼は、
ジェーンという女性と祖父から数々のこと学びながらとまどいつつも次第に人間社会に馴染んでいく。

そんなある日、グレイストーク家でのクリスマスパーティーの最中、
ジョンの祖父が階段から落ちて事故死してしまう。唯一の真の肉親の死に悲しむジョンは、
グレイストーク家の当主という重みも同時に背負うことになる。

そんな彼に追い打ちをかけるように、ある日彼は博物館の目録として
捕らえられたサルたちの無惨な姿を目のあたりにしてショックを受ける。
そこで彼の育ての親であるサルを発見したジョンは、猿とともに街を逃げ回るが、
かけつけた人間によってサルは射殺されてしまう。

人間社会は自分の生きる世界ではないと感じたジョンは、
生まれ故郷のジャングルに帰ることを決意する。
ジェーンと一緒に森で生活することを望んだジョンであったが、それがかなうはずもなく、
フィリップとジェーンに見送られながら森へ帰っていくのだった……。

ラストシーンでターザンが恋人とおじさんが見守る中、
何度も振り返りながらジャングルへ消えていくシーンはとても印象的。


778 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/04(金) 00:21:00
当主のままだったら人間メスはついてきたんだろうね
やはり人格じゃなく強さを見るねメスは。人間と獣の中間。

780 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/04(金) 00:50:40
>>778
えー、でも住む環境が違うじゃん。生きていけないよ。
当主でなくても人間界なら愛してれば付いていったかもしれないけど、
ジャングルで猿と同じように暮らしますって言われたら行けないよ。
ジョンだって雌の猿なら養えても、木登り1つ出来ない普通のお嬢さんは養えないでしょう。

男なら彼女が「猿になります。一緒に来てください。」って言われたら行けるの?
行きたい気持ちがあっても実際問題として無理でしょ。
無理やり付いていっても足手まといになるだけでしょ。

 

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