アマラとカマラ

982 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/09/05(火) 06:42:50
児童心理学系の実例には後味が悪いのが結構多くて、
有名なのだとインドの狼少女話なんかがあるよね。
(ただしどこまで真実かはあいまいな点が多いらしい)
狼に育てられた1歳と8歳の女の子が保護されるんだけど、
どうしても人間の生活に馴染めない。
手の形が4本足で歩く用になっている。夜行性で狩りもする。遠吠えさえする。
人間らしい感情も、笑顔も、言葉も殆ど覚えないまま早死にしてしまった。
ヒトは人間のなかで育たないと人間にはならないっていう話だったんだけど、
なんだか遣り切れない。

993 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/09/05(火) 10:43:32
>>982
今では狼少女のアマラとカマラは一部では疑問視されているよね
人間の赤ちゃんを何かの偶然で、狼の群れの中のメスが育てるというのは
言葉では簡単だけど、現実にはあまりにも非現実的
大体、自然界での動物の赤ちゃんの基準で言えば、
人間の新生児は、パンダの赤ちゃん並の超未熟児状態

自然界の赤ちゃんの生存基準を人間の赤ちゃんは全く満たしていないし、
何より狼の母親が1歳で我が子が成獣になるはずの
自然サイクルに反して何年もきめ細かい育児をしてくれるのか?という疑問もある
こう考えると、1人の狼少女でも疑問なのに、2人同時に見つかり

しかも年齢が(推定)1歳と8歳と離れているなんて、あまりにも奇跡的過ぎる

穿った推測をすれば、インドでのキリスト布教活動とその費用の捻出に、
シング牧師夫妻達が、たまたま保護することになった孤児か
捨て子(俗悪な生育環境からか先天的だったのか知的障害がある?)の二人を
「奇跡の狼少女」として公表した可能性があるらしい
確かに、アマラとカマラはセンセーショナルを起こして、
寄付金や教会の奉仕活動の宣伝に役立ったものの、
教会側の思惑以上に二人の発達の精密検査を要求する医師や学者の要求も多く
精密に検査されれば、嘘の発覚は免れない

当時推定1歳で見つかったと言われる、アマラは少しずつ人間社会に適応しかけていたが
1年後に急死した(研究機関での検査を受ける直後だった)
当時推定8歳のカマラの方は知的障害が強く、正確な検査は不可能とされたが
8年後、やはり診察を要望された直後に急死
そのどちらも直前まで、死亡を伺わせるような疾患はなかった

真相は闇の中だけどね

 

野生児の記録 1 狼に育てられた子
野生児の記録 1 狼に育てられた子