地獄少女/二籠 第7話「絆」

175 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/11/19(日) 15:42:40
このスレでもおなじみのアニメ「地獄少女」。
もう毎回後味悪いのがデフォなんだけど、
前回のは悪くなるんじゃなくてすでに悪いところから始まってた。

[お約束]
強い恨みを持った者が真夜中にパソコンで地獄通信にアクセスすると
地獄少女が来て、赤い糸を結んだ藁人形をくれる。
糸を解くと、恨みの相手は即地獄へ流されるが、依頼主もまた死後地獄行き。

[あらすじ]
その家族の長男はバイク事故で亡くなった。
妹は、亡き兄の机の引き出しから例の藁人形を見つける。
地獄少女が現れ妹に、彼の恨みの相手は分かっているでしょう、
それはもうあなたのものよ、みたいなことを言う。
長男を溺愛していた母親は全てを投げ打ち、狂ったように事故に関するサイトの更新や
道路の整備運動に打ち込み、夫や娘のことは責めこそすれもはや顧みない。
父親も妹も次第に疲れすさんでいく。
妹は、事故直前の兄との会話を思い出す。
危険な峠へバイクで向かおうとする兄を、母親が心配するからと止める妹に、
兄は、だから行くんだという。お前には分からないだろう、と。
(自分を拘束しすぎる母親を、息子は地獄に送りたいほど恨んでいたことのほのめかし)

もうどうでもよくなったと酔って眠る父、大きな音のテレビの前で
息子が激突してとれた地蔵の首にほおずりして息子の名を呼ぶ母を前に
ついに妹は、藁人形の糸を引いた。
地獄へ向かう小舟の上で気がついた者は、ふつうなら怯えるはずなのに
母親は、地獄少女の言葉も耳に入らず、息子に会えるのね、と嬉しげにその名前を叫び続ける。

一方、妹は「お母さんを探しに行きます 父」と書かれた紙を手に、
「ヘンね、みんないるのに」と微笑む。
食卓には、4人分の食事の支度とその前にそれぞれ父、母、兄の写真。
妹の胸元には地獄落ち決定のあざのようなしるしが浮かび上がっていた。

#地獄行きと引き替えに、せめて父と娘だけでも
 ささやかな暮らしを立て直して行くのかと思ったら、なんの救いもなかった。

 

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