人造人間キカイダー(石ノ森章太郎)
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387 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/11/22(水) 11:47:07
- 石ノ森章太郎の漫画ってデフォルメでBADだな。
OVA版キカイダーのあの悲惨なラストは何だ・・・。
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388 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/11/22(水) 11:49:14
- ほかのロボットをぶっ壊してオワリだっけ?
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394 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/11/22(水) 18:42:20
- キカイダー命名のくだりはとてもショッキング。
自分がロボット?だとしった主人公が「おでは機械だー!機械なんだー!」
物陰でその叫びを聞いた敵役が「キカイダー?」で命名、キカイダー
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426 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/11/23(木) 14:05:03
- キカイダー、アニメは観てないが漫画版なら
ある博士の息子が環境保護活動に従事中に謎の死を遂げた。
その死因を世の陰謀と信じた博士は、さる筋から資金援助を受け
「死なない環境警備員」であるロボット達を作り上げた。
しかし、実は資金提供者は悪人で、ロボット達を悪事に
利用する目的で博士に近づいたのだった。
悪人の正体に気づいた博士は、善悪を自分で判断する
「良心回路」を備えたロボット=キカイダーを開発するが、
実験中に事故、つか悪人の操るロボットに襲われて死亡。
キカイダーは自分が何者なのかもわからないまま目覚めてしまう。
悪人は、良心回路を不要と感じ、子飼いのロボット達を差し向け
キカイダーを破壊させようとする。
このためキカイダーは、自分の兄弟であるロボット達と
良心に苛まれながら望まない戦いを繰り広げる事になる。
しかも良心回路は不完全な代物で、キカイダーは兄弟ロボットを
操る電波を受信すると破壊衝動に駆られ、周囲の人間や器物まで傷つけてしまう。
(この良心回路の不完全さは、劇中で
ピノキオを御し切れない非力なお目付役・コオロギのジェミニに比喩される)
不完全な良心に悩むキカイダー。
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427 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/11/23(木) 14:05:59
- 苦闘を続けるキカイダーだが、味方となるロボットの仲間も得る。
こいつらは良心回路がないので、キカイダーがパーティー唯一の良心。
しかし結局敵に捕われ、命令に絶対服従する「服従回路」を取り付けられる。
改造手術後目覚めたキカイダーは、あっさり服従の意志を見せ、
同じく悪の手先となった仲間に「ボスの所に連れていってくれ」と頼む。
しかしそれは演技で、ボスの前に立ったキカイダーは突然暴れだす。
実は彼は服従回路の作用で、良心回路が正しいと判断した事に絶対服従し
それを全うするためにはかつての仲間を騙す事も殺人も破壊も
躊躇なく行えるロボットになっていたのだった。
今まで「威力が強すぎて使う気にもなれなかった」破壊光線を目から放ち
仲間も悪のボスも基地も全て葬るキカイダー。
己の境遇や心の在り方に悩む人間くさい彼はもういない。
良心の不完全さ、弱さとそれに対する葛藤こそが
皮肉にも彼のメンタリティをより人間的にしていたのだ。物語は
「ピノキオは望み通り人間になれました。果たしてそれで幸せだったのでしょうか?」
という言葉で幕を閉じる。なんか文章で書くと悪者退治できて悩みも解消して後味スッキリみたいだけど
良心の不完全さを克服する事で、より人間に近い存在になり
人間に受け入れられたいと悩み続けたキカイダーが、
結局「良心」の完成によって、より人間離れした存在に
なってしまう結末が、今までの苦労は何だったんだ~、
お前それで本当に良いのかよ!と思わせる。
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429 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/11/23(木) 14:29:27
- ピノキオといえば最初はキツネ達に金巻き上げられて捨てられた場面で終了だったとか。
読者の希望で連載が再開して続きが描かれて今の話になったみたい。
原作のコオロギはピノキオに鬱陶しがられて軽い感じで潰されて死亡。
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430 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/11/23(木) 16:25:03
- >>429
知ってはならない事を知ってしまった気分だ……。
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431 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/11/23(木) 16:46:10
- キカイダーはハワイで大人気なんだよね。視聴率90%。