SEVEN ROOMS(乙一)
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516 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/03/27(火) 16:09:57
- 「SEVEN ROOMS」(乙一の短編小説)
小学生の兄弟(姉&弟)が母親と買い物途中拉致される。
二人の閉じ込められた部屋はコンクリ壁の、丈夫な鍵つき扉の四角い部屋で、
部屋の中央付近に右から左へ流れる排水溝が通っていて
常時異臭のする汚水が流れている。
何日かかけて部屋について調べたところ、
自分たちのいる部屋と同じ部屋が横に7つ並び
それぞれに女性が一人ずつ閉じ込められていること、
そして、拉致されてから7日目に誘拐犯によって
有無を言わさず惨殺されるということがわかる。
(拉致された日時が7つの部屋の住人はそれぞれ
1日ずつ異なるので、つまり毎日虐殺が行われている)
兄弟の隣の部屋の住人で、二人とコンタクトを取っていた
女性が殺され、いよいよ二人の殺害日になる。
誘拐犯が二人の部屋に侵入。チェーンソーを持って襲い掛かる。
姉が誘拐犯をひきつけている間に、排水溝に潜んでいた弟が
開いていた扉から素早く外へ出て、外側から鍵をかける。
他の部屋の鍵を次々に開け、二人と同様に監禁されていた女性たちを救い出す。
弟は女性たちと共にこの異常な世界から脱出するが、
弟をかばい部屋に閉じ込められた姉はおそらく・・・・・・。という話。
この部屋は何なのか、誘拐犯は何者なのか、などといった理由は不明。