ルパン三世/第71話「ルパン嵐」(モンキー・パンチ)

91 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/04/19(木) 17:36:05
漫画版ルパンから一つ。
ルパンは崖の前である男を待っていた。
その男はネズミ一族(ルパン一族と敵対している血族)の当主であり
そして、ルパンの親友だった男。
かつてルパンと男は親友であった。幼い時からいつも一緒だった。喧嘩をしても翌日には仲直りした。
勉強でも運動でもライバルだった。ある日、ルパンと男は同じ人を好きになった。
車椅子だったが、美しく優しい女性だった。
結果はルパンの勝利。女性とルパンの仲むつまじい交際が始まった。
ルパンは女性と交際を始めた後も、男と今までの様に付き合っていきたいと考えていた。
しかし、男はルパンは避け続けた。ある日、ルパンが女性とデートしている最中に男と出くわす。
じっくり話しがしたいと、おいすがるルパンに、その場から逃げ去ろうとする男。

92 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/04/19(木) 17:43:53
そのうちに口論になり、かっとなった男はルパンに携帯している暗器を投げつける。
よけるルパン。放たれた暗器は恋人に刺さった。男はその場から逃走し、恋人は死んだ。
そして数年の月日がたち、男の居場所を突き止めたルパンは決闘状を送った。
勝負は銃の早撃ち。一瞬で生死が決まる。やがて崖の上に男がやって来る。
お互いに対峙し、銃を抜く。結果はルパンの方が一瞬早かった。
ルパンに撃たれ、がけ下に転落していく男。ルパンは男の遺した銃を手に取る。
ある予感がルパンの中に芽生えていた。それを確かめるためにルパンは引き金を引いた。
ルパンの予感はあたっていた。空砲だった。銃には玉が込められていなかったのだ。

 

ルパン三世 (5) (双葉文庫―名作シリーズ)
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