ゴールデンボーイ(スティーブン・キング)

616 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/03(火) 09:16:41
「ゴールデンボーイ」という話が後味悪いらしいんですが知ってる人いますか?
ググってもはっきりしなくて・・・

618 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/03(火) 09:36:46
>>616
うろおぼえですが。確かに後味わるくて
一度読んだっきりなので(w

成績優秀、容姿端麗な少年が、社会科のレポートかなんかの為に、元ナチの老人にインタビューに行く。
最初は話しぶってた元ナチだが、少年が再三足を運ぶうち、
ナチ時代に自分がしてきた惨い行いを語りだす。
老人は徐々に生き生きと、残虐行為の喜びを語るようになる。
老人との会話の中で、少しずつ少年の中に眠っていた嗜虐性が目を覚ます。
少年はまず元ナチを殺し(ここらへんから特にあやふや)
その後、無関係な少女を犯して殺す。


621 名前:ゴールデンボーイ 1/2 投稿日:2007/07/03(火) 10:06:09
自分もうろ覚えなんだが

たしか少年は元々ナチヲタで、普段からWW2当時の資料とかナチ画像とか集めまくり
あるとき、近所に住む移民のじいさんが半世紀以上逃亡中の
ナチ高官であることに気付く

じいさんは当初「私はカナダ人です」とか言ってごまかすが
少年は持ってた画像写真か何かと照会して本人と確信

当然ながらじいさん、イスラエル秘密警察から処刑宣告されているA級戦犯
もし少年に密告されたら人生終わり
少年はそれをネタにじいさんを脅迫
じいさんちに足げく通っては当時の生々しいユダヤ迫害ぶりを語ってもらう
「リアルナチから生ナチ話聞けるぜうっひょー!」
ナチヲタ大興奮。幸せな毎日。


622 名前:ゴールデンボーイ 2/2 投稿日:2007/07/03(火) 10:09:38
しかし少年相手にリアルナチトークを繰り広げるうち
じいさんの中に眠っていたナチ魂覚醒
これまでの半世紀、イスラエルの報復から逃れたい一心で
記憶の底にずっと封印していたナチ的情熱が一気に噴出するじいさん

「なんぼのもんじゃーい!ハイルヒトラー!」

色々あってじいさん完全覚醒

そのうち近所の子供とか掠ってきて
自宅でナチ的拷問を楽しみ始めるじいさん
気分はもうアウシュビッツ

一方少年、リアルナチトークを毎日聞き続けてちんちんおっき
しまいにはすっかり精神の均衡を失い
ご近所にライフル乱射しまくって警官に射殺されあぼーん

色々あってじいさんも結局イスラエル当局に見つかり
ダビデの星にしょっぴかれ完

じいさんは生来のドSでキチガイではあるが
少年がいらんことしなければイスラエルから隠れながら
静かな余生を送っていたはずなんだが(そうすれば死なずにすんだ方々多数)
ヲタ自重!という意味でも大変後味悪かった


625 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/03(火) 10:13:45
そんな面白い話だったんだ。昔テレビでやってたの見ればよかった。
なんかかわいらしい坊やが少年役やってたよね。
しかしなんで「金の玉」なんだろう。

626 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/03(火) 10:15:48
ボールじゃNEEEEEEEE!!!

628 名前:リロードもせず書いてしまったので投下('A`) 投稿日:2007/07/03(火) 10:35:20
スティーヴンキングのゴールデンボーイ

主人公は成績優秀な少年。ある日街中で、古い資料で見たナチス将校の面影が見られる老人を発見する
いてもたってもいられなくなった主人公。偽名を使ってひっそりと生きている老人の家に強引に押しかける。
強引に当時の話をさせ、ナチスの制服(衣装屋にある安物)を着せて号令を掛けたりして老人をいたぶる。
主人公の方も老人にかかりきりになり学校の成績が下がる。
学校のカウンセラーから呼び出しの手紙が入っていた。これはさすがに両親に知れるとまずい。
主人公は老人を自分の祖父に仕立て上げ、老人とも口裏を合わせて何とか乗り切った。
両親には「近所の孤独な老人に本を読んだりしてやってる」とごまかす。流れで両親も老人と知り合う。
そんなことをさせられている内に隠れていたナチス将校の一面が目覚めだしてくる老人、
「戦犯の私の存在を知りながら私の家に通い続けていたこと、両親に言えばどうなると思うね」
残虐性が目覚めだした老人は猫を殺したり、最終的に家に浮浪者を誘い込み虐殺するまでになる。
話し相手が欲しい、と食べ物や風呂で釣り、殺害した後は地下室に埋めていた。
主人公も脅迫されていくうちに狂い出し、殺人衝動が抑えられなくなり浮浪者を何人も手に掛ける。

時は過ぎ心臓発作で入院した老人、ユダヤ人に発見され正体が知れ渡るのも時間の問題となり睡眠薬自殺
翌日「ナチ戦犯自殺」の見出しとともに老人の写真が掲載された朝刊を見た少年、ショックで気絶。
自分の人生はおしまいだ。老人の家にも捜査が入りいずれ死体も発見されるだろう。
そんな思いとは裏腹に、両親は「気にするな」と言い残し出かけていく。そこに学校のカウンセラーが現れる
これはどういうことなんだ、と問い詰めるカウンセラー。
ああ、こいつとも繋がりがあったんだ、と主人公はライフを手に取りカウンセラーを射殺。
完全に狂った主人公。「俺は世界の王様だ!」と笑顔で町に飛び出す。

徐々に主人公がトチ狂っていく描写がなかなか素敵なので興味がある方は読んでみるのがいいかもしれない
ちなみにカウンセラー射殺後誰かを殺した描写はなされていないがおそらく何人か殺してる
書いてて思ったけどそんな後味の悪い話でもない


629 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/03(火) 10:37:43
ああ、自分が書いたの全然ちがうな(w
特に後半部分。ごめんね。これから気をつけます。

653 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/03(火) 14:10:14
>>621>>622のゴールデンボーイはなぜか笑ってしまったんだがwwwwwwwww

655 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/03(火) 14:18:23
余生を送ってる元ナチの人たちにしてみたら迷惑な話だな。
ピザデブアメ公の悪趣味小説だとしてもw

 

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