金色の鹿
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103 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/07(土) 17:07:56
- 昔(小学生低学年の頃だったかな)読んだ童話の話
タイトルはよく覚えていないのだが内容は昔あるところに狩人の男がいた。その奴隷は森で狩りをしていたのだが、ある日一匹の鹿を仕留めた。
(ここら辺が微妙に曖昧)その鹿は金色の鹿で、確か男に命乞いをしたんだよ。それから、
「お願いですからここに私がいることは決して誰にも言わないと約束してください」
と言った。心の優しい男はこれを了承し、鹿を逃がしてやった。それからしばらく後、男の住む国の王女が病気になり、医者が言うには
「この病気を治すにはどこかにいるという金色の鹿が必要です」とのことだった。
王様は「金色の鹿がどこにいるか教えてくれる者にはこの国の半分をやろう」と御触れを出した。
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105 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/07(土) 17:10:03
- 狩人の男は鹿との約束を忘れ、王様に金の鹿の居所を教えた。
王様は早速そこへ兵隊を率いて向かい、金色の鹿を見つけた。
見つけられたことに驚いた鹿は王様に、「一体誰が教えたのですか?」と訪ねた。
王様は「狩人の男だ」と答えた。
鹿は狩人が決して自分の居所を教えないと約束したことを王様に告げると、王様は
「約束を破るとはけしからん奴だ!牢屋に入れてしまえ!」と言って、狩人を牢屋に入れてしまった。その後、鹿の背中を撫でた王女の病気はたちどころに治ってしまいましたとさ。めでたしめでたし。
・・・みたいな話。大筋は大体合っている筈。
子供ながらに「狩人の立場は?」「王様は約束破ってないの?」とかなり不条理さを感じた。
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117 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/07(土) 19:45:57
- >>103
それに似た話を見たことがあるけれど、細部がちょっと違うある男が、嵐の日に橋ごと川に流されてしまったあわや溺れ死ぬという所で
金色の大鹿が現れ男を助けてくれた。
男はその大鹿に大変感謝して、命の恩人のあなたの言うことなら何でも聞きましょうと言った。
大鹿は男にひとつだけ約束してほしいと言い、私に出会ったことを決してしゃべらないでほしいという。
男は快く約束して村へと帰っていった。村に帰ってみると、長者の娘が病気で、その病気を治すには
金色の大鹿の生き血を飲ませないといけないと言う。
長者の娘に恋心を抱いていた男は悩みに悩んで数日後長者の元を訪れた。長者は早速、男と共の者を連れて鹿を狩に行った。
矢を向けられた鹿は、死ぬ前になぜ、あなたたちは私の居場所を知っていたのかを教えてほしいという。
その問いかけに、長者は男になぜお前は鹿の居場所を知っていたのかと聞き、
男は今までのことを全部話した。
男の話を聞いた長者は命の恩人を裏来るとは何事だ、私にはあの鹿を狩ることはできない。
といい、そのまま家へと帰っていった。その後、長者の娘の病気はなぜかだんだん回復していき、すっかりよくなったが
男の姿を見たものは誰もいなかった。おわり
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120 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/07(土) 21:26:33
- >>117
鹿、死に損(´・ω・) カワイソス
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122 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/07(土) 21:58:27
- >>120
安心しろ。
長者は
>私にはあの鹿を狩ることはできない。
と言って鹿を殺さなかったんだよ。
鹿は死んでないよ。
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123 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/07(土) 22:09:13
- >>122
死ぬ前にって書いてあったから、てっきり討たれた後かと思ってしもた。
済まんかった。