コールドケース/第1シーズン第8話「蝶々」
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389 名前:「コールドケース」蝶々 1/3 投稿日:2007/07/25(水) 23:54:24
- 母娘がアパートの窓から落ちて娘は死亡、母親は意識不明の重体。
犯人は見つからないままだったが2年後に母親の意識が戻ったことで再捜査となる。
しかし母親も事件当夜のことは覚えておらず、"寝室の男が殴る"とか意味不明のことしか言わない。
娘が虐待されていたのかと調べるがまわりの人間は
母親はものすごく子供を可愛がっていてそんなことは絶対ないと言う。
捜査をすすめるうちに何人かの容疑者があらわれる。・母親の元彼。最近になって母親の家のビデオデッキを質屋に売り飛ばしていた。
・保護監察官。娘にいたずらしようとしていた傾向あり。
・母親の義父。昔母親に暴力と性的虐待を加えていた。
・黒人のピザ屋。事件当夜にアパートで目撃されている。母親は子供の頃に義父に虐待されていて、10歳になるまでに二度も性病にかかっていた。
(そのせいかちょっと精神的に不安定な感じが見られる)
17歳で妊娠(たぶん義父の子ではない)、娘の父親は逃げたため母親は一人で娘を育てていた。
母親は子供をとても可愛がっていたが娘を車に乗せたまま飲酒運転で捕まり、保護観察処分になっていた。
この保護監察官が娘に対してあやしい態度をとるので母親は寝室に隠しカメラをつけていた。
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390 名前:「コールドケース」蝶々 2/3 投稿日:2007/07/25(水) 23:55:37
- 事件の日の朝、母親がシャワーを浴びているところに保護監察官がやってくる。
娘を寝室に連れて行って近づいたところに母親があらわれ、保護監察官を怒鳴りつける。
(酔っ払っていたのかもしれない)
ここで保護監察官は"酔っ払いに娘の面倒はまかせられない、誰か里親を探さないと、
それとも俺が面倒をみるしかないかな"と逆切れ、
最後に"お前が想像もしない時に娘を連れに来る"と捨て台詞を吐いて去る。
その日は娘の学芸会。
可愛らしい蝶々の格好をして踊る娘を見て
母親は義父や保護監察官のような男は絶対にあきらめない、逃げられないと考え泣き出す。
そしてちょっとパニックになったまま元彼に助けて欲しいと訴える。
しかしそのときにビデオで自分達のセックスを撮影した、
それを今の彼女に見せられたくなかったら助けてという言い方をしたので、
元彼は怒って夕方に母娘の家にやってきてビデオデッキを奪っていく。
義父にも助けを求める電話をするが、興奮状態なので話がうまく伝わらない。
義父はアパートの前までやってくるが結局部屋にはたずねていかない。
誰も助けてくれない、母親は絶望して娘と一緒にベッドに入る。
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391 名前:「コールドケース」蝶々 3/3 投稿日:2007/07/25(水) 23:56:53
- そこにやってきたのが黒人のピザ屋。
彼は娘の小学校で工作か何かを教えていて娘と親しかった。
バイトでピザ屋をしていた彼は時々売れ残ったピザを母娘に差し入れしていた。
その日もピザを持ってやってくる。
ドアのカギは開いていて、不審に思ったピザ屋は部屋の中に入っていく。
一方寝室では誰かがやってくる物音に母親がおびえていた。
保護監察官の言った"お前が想像もしない時に娘を連れに来る"という言葉が思い出される。
娘を自分と同じ目にあわせたくない、もう娘を守るにはこれしかないと思った母親は
娘を抱いて窓から飛び降りた。結局検察はあまりにもかわいそうすぎると起訴を取りやめ、母
親は捜査していた女刑事の紹介でたぶん自立支援施設か何かに行くことになる。
変態保護監察官は証言する被害者の少女があらわれて逮捕。普段は無理心中とかの話は腹がたつんだけど、こればっかりは母親を憎めなかった。
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393 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/26(木) 00:09:40
- ピザ屋、人のうちに入る時に一声かけろよな
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394 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/26(木) 00:38:17
- >>391
これはかなり…一番まともなピザ屋が引き金になってるのか…
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477 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/26(木) 19:52:19
- >>389
この話はコールドケースの中でも後味悪い大賞モノだよね。
ラスト、何人もの少女達が涙を流しながら、取調室のマジックミラーの向こうの
保護監察官を指差すシーンがまた哀しかった。