永遠の月曜日(井口かのん)
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247 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/21(金) 23:34:26
- 永遠の月曜日っていう短編。
主人公の女子高生、朝倉はなんとなく中学を卒業してしまい、
好きな男子にも告白しなかったことをずっと後悔していた。
月曜日のある日、親友から
「過去にあんた(朝倉)をシカトしろって触れ回ったことがある。ごめん」と謝罪されたり、
同じクラスの男子から告白されたり、皆が今まで言えなかったことを言ったことで勇気をもらったと思い、
学校を飛び出して好きだった男子に告白し行く。
すれ違いや入れ違いを繰り返してなかなか想い人に会えない朝倉。
しかし出会う人々がみな快く協力をしてくれ、その日の夕方に二人のちょっとした思い出の場所である河原で再会。
その場で告白、お互い両想いであったことを確認し抱き締めあう二人…ここで朝倉の回想が入る。それは今朝のニュースの内容だった。
「たった今、地球に向かっている巨大彗星の向きを変えるために発射された
人類最後の希望のミサイルがその任務に失敗しました。
みなさんありがとう、そしてさようなら。地球は日本時刻の月曜日17時47分に消滅します」