島本和彦版仮面ライダー

258 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/01/21(月) 20:41:02
仮面ライダー大好き漫画家島本和彦氏がラジオドラマ用に書き起こしたシナリオ

初期のライダーの敵ハチ女。ハチ女の部下の戦闘員のリーダーは実はハチ女の恋人。
明日、ライダーと戦うハチ女の所に行き一緒に逃げようと言うも
「死んでいった戦闘員D、Eに申し訳が立たない」
とその提案を拒否。何とか説得しようとするも朝となりハチ女チームはライダーと決戦に向かう。
戦闘員リーダーは自分がライダーを倒せばすべてが終わる!!と考え
ライダーに向かっていくが足をやられ戦闘不能状態となる。ライダーは
「罪もない人々をあやつり悪事をはたらかせるハチ女!!お前は許せん!!」
と本気全開。
「待ってくれ!!止めてくれ!!ハチ女を殺さないでくれ!!」
との戦闘員リーダーの叫びも聞こえない。なんとか止めに向かおうとしても
足をやられているので張って進むのがやっと。そうやっている間に
ハチ女はライダーキックを食らい瀕死の重傷となり崖から転がり落ちる・・・。
何とか崖を降りてハチ女を抱きかかえる戦闘員リーダー。ハチ女は
「八の字ってメガネに似てるね・・・。」(眼鏡店を利用して悪事をはたらいていたのです)
と言い、戦闘員リーダーの腕の中で息絶えていく。しかし、ショッカーの怪人は証拠隠滅のため死ぬと
自爆装置が作動するか溶けて消えてしまう運命。ハチ女は後者。戦闘員リーダーの腕の中で溶け崩れていく・・・
戦闘員リーダーの絶叫だけがこだまするのであった・・・。

怪人サイドから見るとどんなヒーロー物も鬱展開だね。