一家を支える少女の話

120 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/07(月) 06:19:55
以前テレビで放送していた。ある国の貧しい村の話です。
その村に住む一つの家族の話。

その家族は5人家族で、父親 母親 幼い三人の子供の5人です。

父親は仕事の事故で片腕を失っていて、母親は病弱で、ほとんど、寝たきりの状態。
唯一働けて家事が、できるのは長女の女の子。まだ十歳ぐらい。
この女の子が、この一家を支える為働かないと、いけませんでした。

でも、十歳の女の子にできる仕事は、多くありませんでした。

その村は世界の色んな国から観光客が来ます。


121 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/07(月) 06:21:51
女の子は、その観光客に自分の体を売る事で家族を養っていました。

仕事をして、家に帰ってきて、幼い弟妹
両親の為にご飯を作り風呂に入れ洗濯をする。
ほとんど寝ずに、家族の為に。
そういう生活が何年か続いた後、女の子は家事の途中に倒れました。

HIVに感染していて、それが発症してしまいました。

恐らく観光客にうつされたもの。

女の子は寝たきりの状態になりました。激しい痛みの為に声にならないような苦痛の声をだしながら。

でも、この女の子の両親には、どうする事もできません。

医者はいるけど、設備が整っていない。痛みを和らげる為の薬もない。

両親にできる、女の子の手を握りしめ神に祈るだけ。

でも両親の祈り虚しく女の子は激しい痛みの中亡くなりました。


123 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/07(月) 08:50:04
>>121
え、終り?
その少女は可哀相だけど、両親や家族に看取られて死ねただけでも幸せだったと思いたい。