ブタがいた教室

628 名前:ブタがいた教室 実話 豚のPちゃん 1/2 :2008/11/22(土) 01:11:50
一応ブタの話書いておく。

小学校4年生のあるクラスに新任教師がやってくる。
その先生は命を尊さを子供に教えようとそのクラスで子豚を1頭飼ってみんなで世話をし
卒業するときにみんなで食べるという内容の授業を考える。
子豚はPちゃんと名づけられ、子供達は一生懸命世話をした。
やがてPちゃんはクラスのアイドルのようになっていく。
3年後子供達が卒業するときがやってきたが
Pちゃんを可愛がってきた子供たちは最初に約束した"食べる"ということに抵抗を覚える。
クラスで話し合いがおこなわれいくつかの選択肢が出た。

・新しく4年生になる生徒にPちゃんを託す
・食肉センターにもっていく
・農場に飼ってもらう
・最初の約束どおりみんなで食べる

最初は後輩に引き継ぐことが考えられたが、
Pちゃんはすでに300キロを超えていて、いきなりそんな大きなブタを預けられても後輩も困るだろうし
衛生面での問題もある、それに後輩が卒業するときにまた同じ問題が起こると保護者から声があがり
再度クラスで話し合いをすることになる。


629 名前:ブタがいた教室 実話 豚のPちゃん 2/2 :2008/11/22(土) 01:12:44
農場で飼ってもらうには月5万円の餌代がかかるので却下。
自分達ではどうしても食べられないとこれも却下。
結局後輩に引き継ぐか食肉センターに持っていくかの二択となる。
クラスの意見は真っ二つに分かれたので最後の選択は先生にまかされる。
先生は泣きながら食肉センターに持っていくと結論を出したことを子供達に伝え
子供達もそれを受け入れる。

個人的には食べるものに名前をつけたら駄目だなあと思う。
トンカツ屋に行って食べる前にブタの写真を見せられて
この子はPちゃんと言ってりんごと泥遊びが好きな可愛いブタでした
とか言われたらちょっと食欲なくすかもしれない。


631 名前:本当にあった怖い名無し :2008/11/22(土) 01:34:04
子供の頃から魚を捌いてるから、この教師の意図は俺はわかるよ
捌くのは死んだ魚ばかりだから、特になにも考えず切り身の綺麗さや盛り付けに集中できるが、
たまに獲りたてでピチピチ生きてるのがいる時がある
そいつを見つけた途端、突然「食料」が「生き物」に替わって、飼ってる金魚や猫と何の違いがあるのか
可哀想で可哀想で自分の包丁でトドメを刺すことができず、その度父親にトドメを差してもらってた
捕まえた鼠を殺さなければならないとか、同じ経験をしてる人がいるはず

この豚の授業は、「他人の痛みを知って云々」「食べ物に感謝を」も大事だけど、
いつか立ちはだかるこの課題を乗り越えることで成長する心もあるんだと思うんだよね
 愛するペット――見知らぬ動物―~~~~―死体―~~~~~~~~~―夕飯の肉
↑のあやふやな部分にあえて直面することで、これから出会う人、ペット、食肉に対する
認識や態度は明らかに違った意味を持つだろう

「この魚も、スーパーに並んで売れ残って捨てられるより、うちに来て余さず食われる方がまだマシだったんだ」
と思うようにしてる
思わなきゃやってられん


634 名前:本当にあった怖い名無し :2008/11/22(土) 01:46:47
名前つけて大事にするだけならペット扱いではないが、
先生が豚をペット扱いするように仕向けてる作品なのか?
子供たちが食用として大切に育ているうちにペットとの境目がつかなくなってしまっただけなのかと思ってた。

644 名前:本当にあった怖い名無し :2008/11/22(土) 07:59:36
名前つけた時点でペットだろ。
養豚場の豚に逐一名前ついてると思ってるのかw

648 名前:本当にあった怖い名無し :2008/11/22(土) 09:31:11
>>644
祖父は牛(肉牛)に名前付けて可愛がって飼ってたぞ
規模がでかくて家畜が多い場合はつけないと思うが

649 名前:本当にあった怖い名無し :2008/11/22(土) 09:34:24
豚は知らんが牛には名前がついてるよな。
競りにも○○号って名前で出すし

650 名前:本当にあった怖い名無し :2008/11/22(土) 09:36:50
>>644
ペットだとしても、食べるのを前提として飼育したペットなんだよ
命の重さと想いの重さ、別れの辛さに食べ物の大切さを同時に学べる効率的な教えではある
でも小学生には辛いな

 

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