鈴木先生(武富健治)
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796 名前:本当にあった怖い名無し :2008/12/17(水) 22:05:42
- 鈴木先生って漫画。
主人公は中学校教諭で、二年生の担任も務める鈴木先生。
給食にカレーが出た時に「ゲリミソ」と騒ぐ男子をたしなめたり、
不人気メニューである酢豚がなくなってしまうかもしれないなどの
ささやかな出来事にドシリアスに立ち向かう日々を送っている。美人で優等生の小川という女子生徒を鈴木は特別に目にかけていたが、
近頃性的な目でも見るようになっていた。
まだ性関係を持っていない彼女との仲が上手く行っている時は、
小川への情念をきれいさっぱり忘れられるのだが、そうじゃない時は顔を見るだけでムラムラしてしまう。
もちろん欲求不満のたまものでしかないと自覚しているし、
実際に淫行に走ったりはしない真面目な先生であり、一人で罪悪感を抱いたりする。
同僚の山崎先生も同じような思いを抱くことがあるという。
山崎は風俗に行って解消している。教師が風俗店に出入りしていることがばれたら、
まるで犯罪者のように扱われるだろう、と山崎は鈴木に愚痴を言っていた。山崎が担当するクラスの生徒・平良から、鈴木は相談を受ける。
現在、女子生徒たちが中心となった先生の人気投票が秘密裏に行われているのだという。
元々は、二人の先生のうちどちらがより人気があるかと、
それぞれの先生のファンが言い争ったことが発端だった(その先生の一方は鈴木)。
言い争っても仕方がないからアンケートを取ればいいということになり、
どうせなら二人だけではなく全ての先生を対象にすればいいということになり・・・
話はどんどん膨らみ、コピーしたアンケート用紙を大勢の生徒に配布するという大がかりなものになった。
人気の先生を決めるだけならいいのだが、ワーストの方も決めるため、内輪で騒ぐだけならいいが、
公になったら流石に先生たちも傷つくだろうと思い、平良は打ち明けにきたのだった。内密に解決することを約束した後に、何故担任ではなく自分に相談しにきたのかを鈴木は聞く。
曰く、山崎はセクハラをしてくるから嫌なのだという。特に、鈴木のクラスの河部という生徒には、
見てて可哀相になるぐらいしつこいという。
山崎も小川に欲情しており、河部はその小川と声がそっくりだった。
小川の代用として河部に手を出しているのかと鈴木は思う。
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797 名前:本当にあった怖い名無し :2008/12/17(水) 22:07:53
- 山崎は暑苦しいところがあり、女子には嫌われやすいタイプだが、けして悪い人ではなかった。
鈴木が生徒の起こした問題に悩んでいた時も、明るく励ましてくれていた。
自分と同じく小川に妙な思いを抱いていることは知っていたが、
それは男の本能であり、理性でそれをおさえられない人物にも思えなかった。
しかし、平良があんな風に嫌悪感を示すのだから、程度は軽いかもしれないが事実なのだろうかと鈴木は思う。職員間で投票のことを話し合うことになった。山崎は、平良が鈴木に相談しに行ったことに対しすねたようだった。
対策が決まらないまま翌日。投票の結果を記したコピーが生徒たちの間に出回ってしまった。
防げなかったとしても仲間内でまわすだけだろうと思われていたが、
大量のコピーが生徒たちの机の中に忍ばされていたのだった。
紙には順位だけではなくコメントもつけられており、ワーストの方のコメントは非常に悪辣なものだった。
鈴木はベスト1位だが、ワースト3位でもあった。だが、ワーストの方も人気の裏返しのようでもあった。
悲惨なのは山崎だった。ベストには入らず、
ワースト一位で「キモイ」「セクハラしすぎ」「女に飢えすぎ」とめちゃくちゃに書かれていた。山崎号泣。副担任の止める声も制し、平良に「主催したのは誰だ」とわめき散らす。
平良の肩に手をかけて、乱暴にゆさぶって聞こうとしたとき、他の女子生徒がそれを止めた。
「平良さんは止めようとしてた側じゃないですか 肩から手をはなして、気安く女子生徒にさわらないで!」
騒ぐ声は他のクラスにも聞こえ、駆けつける鈴木。生徒たちもついてきてしまう。
それに対し、投票だけじゃ飽き足らずみんなで俺を笑いに来たのだろうとファビョる山崎。先ほど山崎を止めた生徒は、自分が仕組んだのだという。
山崎が河部にベタベタ触るのが許せず、山崎を傷つけてやりたいと思い、
人気の先生のことについて争ってるいるところに割りこんで、大げさなアンケートを持ちかけたのだ。
それに対して河部は泣きながら言った。「私は山崎先生の優しい態度がうれしかったのに…」
山崎は確かに相手が女子でもかまわず体に触れることがあり不快な思いをする者もいたが、
周囲から同情されていた河部自身は、むしろ山崎のフレンドリーさを好ましく思っていたのだった。
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798 名前:本当にあった怖い名無し :2008/12/17(水) 22:09:31
- 河部につられるように泣き出す関係者の女子たち。
「茶番はもうたくさんだ!」と↓こんな顔で叫ぶ山崎。
/: : ;トN""""ヾツ""""""ハ: :.∧
|: : トl ミ: : :.|
|: : { __ハ ハ__ ミ: :.|
|: :Y彡≡千ノ ヘ干≡ミ Y::::|
Y 😐 _,テ芒くハ ハ>芒テ_ lミY
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| ゝ――――< |山崎は何故か怒りの矛先を鈴木に向けた。
生徒の問題の解決に自分も何度も寄与したのに、評価されるのは鈴木だけで、
自分は損な役回りばかりで、あげくこんな風に貶められると怒鳴りながら、
止めにきた他の先生たちに引きずられていった。
山崎はしばし自宅謹慎することになった。数日後、鈴木が登校すると女性教員らが「山崎先生、風俗に通ってたんですって!」と顔をしかめて言って来た。
風俗店の方から学校に通報があったのだという。その店の風俗嬢には、河部の実の姉がいた。
山崎は知ってか知らずか河部姉ばかりを指名し、目隠しプレイを楽しんでいたという。
河部と姉は顔は似ていないが声は似ており「教え子である妹とヤってる気分を楽しんでるんだ!」と、
山崎が教員であることに気づいた河部姉が憤慨し、妹の身の安全のために通報したのだった。
鈴木だけは知っていた。河部姉は小川とも声が似ているのだと。
山崎は小川を妄想しながら河部姉に相手をさせたのだろうと。
山崎はしばらくして、依願退職という形で学校を去っていった。
河部のことを思ってアンケートを主催した生徒は、河部と仲違いするようになってしまった。山崎のやってることはキモイが、妄想も風俗店通いも犯罪ではないし、
追い詰められなければ騒動を起こすこともなかっただろうからなんか可哀相だった。
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819 名前:本当にあった怖い名無し :2008/12/18(木) 09:01:48
- >>798
う~ん、どうなんだろう…
「教え子とヤってる気分」を楽しんでたのは事実なんだろ。
それって教師なら当たり前のことなの?
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821 名前:本当にあった怖い名無し :2008/12/18(木) 13:13:35
- >>819
当たり前ではないし、ほめられたことでもないと思うが
でも頭の中までは取り締まれないからね
嬢を相手に想像してるだけなら問題はなかった(クソあいつ殺してえ)と思っただけじゃ罪じゃないのと一緒
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822 名前:本当にあった怖い名無し :2008/12/18(木) 13:15:40
- >>798
教師と言えど、妄想も、性風俗もOKだが。
セクハラはいかんだろ。中学生相手に欲情って、怖いよ。