告発のとき

920 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/12(月) 15:10:27
昨年夏ごろに公開された映画「告発のとき」

主人公はアメリカ軍の退役軍人。妻と二人で余生を暮らしている。
主人公の息子マイクも、厳格な父の影響を受けてアメリカ軍兵士となり、今はイラク派遣兵として果敢に戦っている。

ある時、息子が派遣先のイラクからアメリカへ帰還してきたはずが、そのまま失踪してしまうという事件が起こる。
主人公は息子のことを真面目で勇敢な兵士だと信頼しているので、息子が軍から逃げるなんて信じられない。
息子の身に何かあったに違いないと思い、独自に捜査を開始する。
そんな中、息子マイクがアメリカ軍基地の近くの野原で惨殺バラバラ死体で発見され、
事件の日の夜にマイクと一緒にいたという仲間の兵士達が容疑者として浮上する。

その内、容疑者の兵士達が1人、また1人と自殺してしまい、残った兵士がついに犯行を自白する・・・
事件の日、バーで飲み遊んでいた息子マイクと仲間の兵士達は、
バーからの帰り道、些細なことから言い争いになり、
マイクが逆上して仲間のひとりにナイフで切りかかったのをきっかけに、
仲間達がマイクに反撃して殺してしまったのだった。
「あの時マイクを殺さなければ、俺たちがやられていました」と、犯人の兵士は言う。
また犯人の兵士は、マイクがイラク派遣をきっかけに精神に異常をきたし、
つかまえたイラク人捕虜をわざと傷つけて傷口に手をねじ込んで苦しめて殺し、
その様子を携帯の動画に収めて楽しむ、という遊びを毎日のようにやっていた、と告白する。
主人公は、息子を失った絶望感と、信頼していた自慢の息子の異常に気づいてやれなかった無念さに苛まれる。
イラク派遣兵として戦う勇敢さと引き換えに人間らしい心を奪われてしまった兵士達は、敵であろうと仲間であろうと
いつでも殺し合いが始まってしまうような一触即発の異常事態になっていたのだ・・・
というような結論で、誰も救われないまま映画は終わる。
ちなみに数年前に実際に起こった事件をもとにしているそうな。

 

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