銀河鉄道999/化石の戦士(松本零士)
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824 名前:本当にあった怖い名無し :2009/02/28(土) 09:29:33
- 銀河鉄道999の、『化石化ガス雲』の話。
ものすごく後味が悪かったような気がする。うろおぼえですが、イヤだなぁと思いながら見てたと思います。
誰か詳しく説明できる方いませんか?
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827 名前:銀河鉄道999 「化石の戦士」 :2009/02/28(土) 12:15:35
- >>824
最初に放映された30分版はダイジェスト的でなんかただのお馬鹿さん、ってかんじだった。
その後の1時間スペシャルはもうちょっとマシだったが。主人公はその星の偉い人の娘と婚約。
ところが式直前(?)になにか変な星雲が向かっていると報告を受け
未来の父に「ちょっと偵察頼むよ」と言われ、一人で宇宙船で出ていく。
そのガスの固まりは全てを「化石化」させる。宇宙船の一部が石化して発覚。
慌てて星に連絡を入れるが間に合わず。
どうやってか知らないけど、婚約者と最後の会話をしてお別れを聞く。
主人公がやっと宇宙船で戻ったときは、ガス雲は通り過ぎた後。星は全て石化。
大気中の物質も石化したので砂漠みたいになっている。そしてなぜか積み上がった形の元人間の石の山の真ん中あたりに
なぜか全裸で一人だけ完全な形で化石化している婚約者。その後彼は、砂を掘り起こして出てくる花やらそういうものの化石を
石の工芸品のように見せて、宇宙船で近隣の星に売りに行って生活。
ところが、そのあまりの出来映え&噂で化石化した星から持ってきているのでは?と
タチの悪い筋に目をつけられ、帰り道を尾行される。
そして当然のように不思議な全裸婚約者を発見され、以降、主人公と盗掘団の終わりなき戦いへ突入。
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829 名前:銀河鉄道999 「化石の戦士」 :2009/02/28(土) 12:18:14
- この男がなぜか日本刀みたいなの持ってたり(イメージとしてサムライだったのではないか)
ツッコミどころは多々あるものの、岩壁に貼り付く全裸の彼女の化石を見つけた鉄郎が999を降りて見に行く。
そこで鉄郎も盗掘者と間違われて出会い頭に切りつけられる。
これがこの後鉄郎の背中に残ることになる傷の原因。その後なんだかんだで盗掘団に主人公が捕まり、
趣味悪くわざわざ拘束された目の前で婚約者の化石は切り出される。
高く売れるぜ大儲けだうひゃひゃ、状態。
さーもうおまえは殺すぞーな瞬間に鉄郎登場で間一髪救出。
しかし彼女は持ち去られた後。
彼女を見せ物になどできない!と追いかける主人公。その後またいろいろあって、鉄郎が彼女を奪還。
戻そうとする時にまた日本刀で切りつける主人公。やむなく撃つ鉄郎。
ところが刃は逆の峰打ちになっていた!どうしよう撃っちゃったよ!な鉄郎に
「これで…いいんだ…」となぜか微笑んで死ぬ主人公。
その頃、星に再び化石化ガス雲が接近中。
時間ぎりぎりまで粘って、鉄郎が苦労して彼女を引きずってきて
二人を並べて、主人公の手を彼女に重ねて「さよなら」二人はそのままの形で化石になりました。永遠に二人は一緒です。
おわり。しかし、最後の映像で男の方は服もそのまま石になったのに
なぜ婚約者の彼女一人だけが全裸でポージング済みだったのかは謎w
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830 名前:本当にあった怖い名無し :2009/02/28(土) 12:25:54
- なんか解る気がする
化石化から逃げられないと判ってたら、自分を探しにくるだろう婚約者のために
なるべく一番美しい姿で残ろうとするだろうと思う
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831 名前:銀河鉄道999 「化石の戦士」 :2009/02/28(土) 12:32:46
- >>830
最初の時にせめて一緒に死にたかったんだけど、宇宙船の一部が石化して
速度が極端に落ちて間に合わなかった。
通信は生きてたので、彼女と最後の会話をする。
「もう…手が動かない…意識が…ごめんなさい…」みたいな。初回ではちょっとここで泣けたんだけど、冷静になってみると
この会話の最中に脱いでたのか?とか、ごめんなさい…の後は
全裸で立って壁にでも寄りかかってたのか?とか…
通信してたなら屋内のはずだろ?とか(化石は絶壁に貼り付いてた)
いろいろツッコミどころがあるんだよw
まあ「999だから」でいいんだけどさ。
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832 名前:本当にあった怖い名無し :2009/02/28(土) 12:40:20
- 999の主人公=鉄郎だと思ってたから鉄郎が後から出て来てビビったwww
しっかり見たことはないけど、
星ごとに主人公がいて鉄郎とメーテルはあくまでも通りすがりって感じの話なのかな
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833 名前:本当にあった怖い名無し :2009/02/28(土) 12:49:01
- 狂言回しだな
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834 名前:本当にあった怖い名無し :2009/02/28(土) 12:51:14
- >>832
あ、そうですごめん。
自分でも書いてる途中で「主人公は鉄郎かな?うーん」とは思ったんだ。
でもまさにそんな感じで、特にこの話では「主人公」は完全に化石の戦士だった。
あくまでも鉄郎&メーテルは通りすがりみたいな。999ってとんでも設定は多々あっても、こういうオムニバス形式で面白かったよね。
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837 名前:本当にあった怖い名無し :2009/02/28(土) 13:14:21
- その話、原作の漫画版だと最初に鉄郎が出てくるよ。
999が走行中、いきなり大きく揺れた。線路に置き石があったようだ。
メーテルと鉄郎が外に出ると人の顔だらけの石の彫刻壁がある星だった。
メーテルは「これは自然に出来たものよ」と教えてくれる。
置き石をした妨害者が出てくるかもしれないので二人は列車内で武装して待っていたが、
鉄郎はもっと彫刻を見たくなりこっそり外に出てしまう。そして顔だらけの彫刻のなかに全裸美女を見つける鉄郎。
そこに「きさまも泥棒か!」と襲いかかってくる男。鉄郎が気がつくと列車内で、メーテルが背中を治療してくれていた。
そして鉄郎は鉄道パスを奪われていたので列車を降りないといけなく、
「鉄郎がいなくなるなら私も」と降りたメーテルと二人で男のすみかを探しにいく
(鉄道パスは名前を書き換えれば誰でも使えて、パスを持ってる者のみが鉄道に乗れる)。
古い宇宙船が見つかり、そして再度男が襲ってきたので鉄郎は撃つ。
倒れた男にメーテルは聞く「どうしてパスを使ってさっさと列車に乗らなかったの」
「お前らが盗賊じゃないことがわかったからさ 盗賊だったら乗って星から出ようと思ってた
化石の番人も飽きたから でも盗賊じゃなかった なら星から出る理由が無いので死ぬしか無い」
そして化石ガスの話をする。男はいつか化石化を戻せる能力をもつ誰かが来るのを待っていて、
それでずっと番人をしていたのだ。「もし化石化を戻せるようになったらやってくれ」と言って死ぬ。原作だと美女が恋人だとかって話は全く出てこなかった。男は星全ての化石の番人だった。
あと日本刀持ってるのは、メーテルが最初に
「この星はもともとは地球とそっくりだったの」言ってるからかも。