ワンダと巨像
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628 名前:本当にあった怖い名無し :2009/04/30(木) 20:05:11
- ゲーム原作でハリウッドで映画化予定の「ワンダの巨像」のあらすじ
青年ワンダは、モノという名の美しい少女の亡骸を抱え、愛馬に乗って長い橋を渡っていた。
彼の行き先は、死者を生き返らせることが出来るという封じられた古の地。
橋の先にあるその地は巨大な門で閉ざされているが、ワンダの持つ特殊な剣が放つ光によって開かれた。
ワンダとモノの関係性は描写されておらず、兄妹なのか恋人同士なのかもわからないが、
ワンダはモノを甦らせるため、天からの声に従い、動き回る巨大な像を倒すことになった。像は全部で16体あり、大きさはまちまちだが、どれもワンダより遥かに大きく、
ワンダは像の体をよじのぼり、像の体のうち、光っている部分を剣で刺すことにより倒していく。
像は傷口から黒い煙のようなものを出す。倒すと全身から黒い触手のようなものが出てきて、、
ワンダの体を貫き、そのたびにワンダは倒れて意識を失った。
倒すたびにワンダはどんどん薄汚れた感じになっていくが、逆にモノの顔には生気が戻っていく。最後の巨像を倒そうとしている時に、鎧をつけた者たちが古の地に駆けつけた。
彼らはワンダの同郷の者で、死者を甦らせるというワンダの行いを止めにきたのだった。
しかし時遅く、全ての巨像を倒し終えてしまったワンダは満身創痍の姿で彼らの前に現れた。天の声はかつて封印された邪悪なもので、16体の巨像の中にはその邪気が封じられていたのだという。
ワンダは体を引きずるようにしてモノのそばに行くが、邪気を取り込んだワンダの体は黒ずんでいき、
角が生え、どんどん巨大化し、さながら巨像のようになっていく。ワンダは封印されていた邪悪そのものになってしまった。
同郷の者はワンダの持っていた剣を池の中に投げ入れた。
すると、池から光があふれ出し、その中にワンダは吸い込まれていった。その衝撃で、古の地と人間界を繋いでいた長い橋が崩れようとしたため、同郷の者たちは急いでその場を去っていった。
やがて、誰もいない古の地でモノは目覚めた。天の声はワンダの望みは果たしてくれたのだった。
モノが干上がった池に近づくと、そこには角を生やした赤子がいた。モノはその子を抱き抱え、歩きだしていった。映像的には悲壮感のない最後だったんだが、モノのこれからが心配
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632 名前:本当にあった怖い名無し :2009/04/30(木) 21:50:57
- >>628を読むまで、ずっと『ワンダと巨像』ではなく『ワンダと巨象』だと思っていた。
読んだことはないけど、ワンダという名前の少年がサーカスの大きな象と冒険したりして
友情をはぐくむ話だと思っていた。真実を知った今、後味がものすごく悪いorz