首都圏女性連続殺人事件
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934 名前:冤罪事件1 :2009/08/14(金) 23:37:42
- 以下「小野悦男事件」より抜粋。
1974年7月から8月にかけて、千葉、東京、埼玉で1人暮らしの女性が深夜、
強姦されたうえで殺害されるという事件が11件起こっていた。
被害者の大半は20代で、殺害方法は暴行焼殺9件、暴行穴埋め2件と、
同一犯によるものという見方が強かった。
「首都圏女性連続殺人事件」と報じられたこの事件では、
足立区の清掃職員小野悦男(当時38歳)が容疑者として浮上、別件逮捕される。
ちなみに小野が初めて逮捕されたのは16歳の時。無免許運転でだった。
それからも窃盗、詐欺などで14回の逮捕と13回の服役を経験している。
やがて小野は犯行を自白するが、その供述にはおかしな点もあり、冤罪が疑われ、
「小野悦男さん救援会」が結成される。
「小野さんは代用監獄で自白を強要された」彼らはそう主張した。91年4月、東京高裁は小野の殺人罪については「無罪」とした。
小野は16年ぶりに釈放され、「冤罪のヒーロー」として人々の涙を誘った。この後の小野は代用監獄制度や自白偏重捜査を批判する集会に出席し、自身の経験を語るなどしていた。
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935 名前:冤罪事件2 :2009/08/14(金) 23:38:58
- しかし、翌年またも窃盗をはたらき逮捕され、2年間府中刑務所で服役する。
高裁判決から5年、96年1月9日午前9時45分頃、
「足立区六月町の駐車場にマネキンのような黒い物がある」という通報があった。
署員がやって来ると、その黒い物は布団にくるまれた女性の首なし焼死体だった。
遺体の陰部は切り取られており、パジャマを着ていた。
さらに4月21日、都内の公園で遊んでいた女児(当時5つ)が
男に首を絞められ失神するという事件があった。
男は「もっといい公園に連れていってあげるから自転車に乗りなさい」と
別の公園に連れて行った後、いたずらしたという。
26日、目撃証言から、少女殺人未遂の容疑で小野が逮捕される。小野は犯行を否定していたが、
同じ頃、小野の首なし焼死体に付着していた体液と小野のDNAが一致していた
5月1日、足立区一ツ家の都営東栗原住宅の小野の部屋の裏庭から腐敗した頭部と
切断につかったと見られるノコギリが発見される。
切り取られていた陰部は冷蔵庫の冷凍室に入れられていた。
もはや小野に言い訳はできなかった。
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936 名前:冤罪事件3 :2009/08/14(金) 23:39:42
- 98年3月27日、東京地裁で無期懲役判決。
99年2月9日、東京高裁で控訴が棄却され、刑が確定した。この事件が起こって、「70年代に首都圏で起こったあの殺人事件群のなかには、やはり
小野による犯行もあったのではないのか」という疑いも残るが、これはもう明らかにされることはない。
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939 名前:本当にあった怖い名無し :2009/08/14(金) 23:51:19
- オノエツ事件は確かにひどかったよなぁ。
珍権屋どもが集団で殺人鬼を野放しにして結局誰も責任をとってない。あと小野悦男がどう見ても「犯人」て顔だったのが不謹慎ながら笑えたw