ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その111 » 吸血鬼殺人事件(高階良子)

117 名前:本当にあった怖い名無し :2009/12/19(土) 23:33:54
最近読んだ高階良子の「吸血鬼殺人事件」。

詳細はややはしょるが、主人公のA子は知り合いの医師Bに騙され
治療と称して人体を生きながら徐々にミイラ化していく薬を注射されていた。
Bは医者というより元々どちらかというと研究職の医学者で、
世界一美しいミイラと言われるイタリアの少女のミイラに魅了され
( http://tabisuke.arukikata.co.jp/mouth/32350/image?1233852325 )
自らの手で完璧な美を保ったミイラを作り上げることを目指していた。
A子より先にその友人であるC子も人体実験に使われており、
最初からいきなり濃度の高い薬を投与した失敗で既に死亡していた。
(厳密には、ゾンビ的な姿になってしまい治療用の血液を求めて襲い掛かってきたC子を
吸血鬼だと思い込まされたA子が銀ナイフで刺したのが致命傷だが。)
その教訓からA子には少しずつ薬が与えられており、やがて真相に気付いた頃には
もう意識は残っていてもベッドから起き上がれないくらいに体が石化し始めていた。
助かる道は中和剤を注射することだが、それは医師Bが別室に保管している。
が、C子の変死事件を捜査していた刑事がすんでのところで屋敷に押し入り、
中和剤を奪ってA子に注射してくれた。追い詰められた医師Bは自殺し、事件は幕を閉じた。
救出されたA子は徐々に体を動かせる程度には回復したが、後遺症は重く、車椅子生活。
ラストは病床の窓から外を眺めながら、「おそらく私は長くは生きられないだろう。
それでも、生きながらミイラにされてゆく恐怖からは解放されて日々を送れるのだ」みたいなA子のモノローグ。

…途中で医師の口から中和剤の存在のフラグが出てきて、無事それを打ったんだから、
主人公のA子は回復して元気に戻るんだと思ってた…(´・ω・`)


118 名前:本当にあった怖い名無し :2009/12/20(日) 07:47:15
ミイラになる薬の時点でファンタジーなんだから
中和剤もエリクサーぐらいの効果でもいいのになw

119 名前:本当にあった怖い名無し :2009/12/20(日) 10:54:45
まさにやられ損

120 名前:本当にあった怖い名無し :2009/12/20(日) 13:44:02
中和剤を分析するとか、なんかそういうのはないのかね?
研究ノートでもなんでも見れば、大して難しくはないんじゃない。

127 名前:本当にあった怖い名無し :2009/12/20(日) 21:09:36
>>120

>>117です。
医師Bの自殺というのが、屋敷に火を放って薬や資料もろとも焼死でした。


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