ホーム » 小説 » 小説/は行 » 華やかな手(曽野綾子)

675 名前:本当にあった怖い名無し :2010/01/25(月) 16:57:05
うろ覚えだけど、曽野綾子「華やかな手」

主人公の青年には右手の手首から先がなく
それがコンプレックスでいつも右手をポケットに突っ込んでる。
けれど実は生まれた時にはちゃんと右手があった。
ただ、指が6本ついていた。
両親はなんとかごく普通の5本指に治したいと医者に相談したが
6本の指はまるでそれが当たり前かのようにバランス良く収まっていて
どれか1本でも切除するとかえって見栄えの悪いことになるとの診断だった。
母親は悩みに悩み・・・
そしてある日「偶然に」主人公は右手を失った。

青年は大きくなってから上記のいきさつを父親から聞くが
その時には母親はすでに亡くなっており本当に事故だったのかは永遠に闇の中。


678 名前:本当にあった怖い名無し :2010/01/25(月) 18:07:24
>>675
ぱっと読んだ感想として、
手首から先が無いのを「見栄えが悪い」と思わない感性なら、
小指に当たる一番外側を乳幼児のうちに取っておけば
成長に合わせて無難にそんなに目立たない形に仕上がったんじゃないかと思った。

679 名前:本当にあった怖い名無し :2010/01/25(月) 19:03:42
>>678
世の中には欠損願望を持つ人間がいたり欠損している部位に美を感じる人間とかいるしな。
どうしても気持ち悪かったんだろ。美意識的な意味で指一本ない状態の手がどうにもこうにも
我慢なら無い形だったんだろうな。

680 名前:本当にあった怖い名無し :2010/01/25(月) 19:53:00
>>678
「奇計の6本指」よりも「事故で失った右手」がマシ。
そう考えたんだろう。
限りなく独善的な話で胸糞悪いね。

681 名前:本当にあった怖い名無し :2010/01/25(月) 20:09:54
「どうやっても理想の形にならないならもういっそ無くなっちゃえ」とヤケを起こしたのだと解釈した。
多少いびつでも有った方が絶対マシなのにね。

682 名前:本当にあった怖い名無し :2010/01/25(月) 20:22:46
>>680
事故で失った手首 > 奇計の指 っていうことなら、
曽野綾子ぐらいの時代の本なら必ずしも独善的ではないと思う。

戦争や労災で手足が欠けた人はそれなりにいる一方、
先天障害児に対する偏見は今では考えられないくらい強い地域もあって、
事実、世間の目が 事故で失った手首 > 奇計の指 だっただろうから。
将来の就職とか結婚とかを考えると、相手方の反応を思えばそっちの方がマシだったのかも。

 

華やかな手 (新潮文庫)
華やかな手 (新潮文庫)


後味悪い
(後味悪ければクリック)
読み込み中 ... 読み込み中 ...