ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その112 » 私の居場所(河村じゅん)

243 名前:1/2 :2010/03/04(木) 11:20:54
ちょっと前に立ち読みした少女漫画から。

主人公Aは幼い頃に両親を亡くし、盲目の祖母とふたり暮らしの女子高生。
人柄もよく近所の人にもクラスメートにも好かれ、彼氏もいて充実した毎日を送っている。
ある日そんなAのクラスに女の子の転校生Bがやって来る。
とても暗そうで、あまりクラスに馴染めていないBだったがAは優しく接する。
調理実習の時も料理を上手に作るAと違って、Bは皿を割ってしまう。
しかしAは「大丈夫だよ!」と励まし、せっせと皿を片付ける。
翌日、BはAと同じ髪型で登校してきた。
驚くクラスメートとAだったが、Bは「Aのようになりたくて」と照れながら話した。
彼氏も「自慢の彼女だからな」といったり、Aもまんざらでも無い様子。
家に帰ってから祖母にそのことを話すと、祖母は「人気者なのねぇ」と喜んだ。
けれどBのAの真似はエスカレートしていき、口調や小物類まで真似するようになる。
彼氏とのデートの話をしていたときも、Bは「私もいい?」と聞いてくる始末。
さすがに怒って「嫌だ」といったAだったが、彼氏は「別にいいじゃん」と言い出す。
段々と自分のスペースが侵食されているような気がするA。
クラスメートや近所の人までAとBの区別がつかなくなっていき、Aはどういうつもりなのかと焦り出す。
その日も間違われつつとぼとぼ歩いていると、彼氏とBが仲良く歩いているのを見てしまう。


244 名前:2/2 :2010/03/04(木) 11:22:32
どういうことかと問い詰めれば、「最近Aは怒ってばかりだからBの方がいい」といわれてしまう。
泣きながらあたりをぶらぶらしていたAだったが、祖母のことを思い出し家へと帰る。
祖母ならば自分を慰めていつものようにはげましてくれる、と。
しかし帰宅するとBの声と祖母の声が聞こえてくる。
中を覗けば、Bは祖母と共に仲良く談笑していた。姿が見えない祖母はBをAと思い込んでいる。
「どういうつもりなのよ!」と叫んだAに、Bは「見知らぬ人が怒鳴りつけてくる」という演技をする。
祖母にも「A(実際はB)を苛めないでくれ」といわれてしまい、Aは家を飛び出した。
その後車に轢かれるAと、にやりと笑うBのカット。
「あんたがあんまりに馬鹿そうに笑ってるから……あたしはあんたになってやろうって決めたのよ」

Aは本当にいい子で悪い所が全く無かった上、優しくしてくれたのにそんなことするBが怖かった。
しかも絵柄は普通に最近の少女漫画らしかったから更に後味ワルー。


245 名前:本当にあった怖い名無し :2010/03/04(木) 14:00:27
婆ちゃん…いくら目が見えないからって
長年面倒見てくれた孫が分からないなんて酷す

 

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