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554 名前:本当にあった怖い名無し :2010/05/29(土) 02:33:04
アンデルセンの『絵のない絵本』より。
この本は、2~3ページ程度の短編 数十話の寄せ集めでできている。
その中で私が印象に残っているのは、玉座で死んだ少年の話

19世紀前半のフランス。
とある貧しい家庭に生まれた少年は、赤ん坊のころ
占い師に「将来は玉座で死ぬだろう」と予言されていた。
その言葉に母親は狂喜し、
第二のナポレオンとして君臨する我が息子の姿を夢見ていた。

そしてある時、王政復古の政権下だったフランスに七月革命が起こり、
年端のいかない子供や女達までもが戦いに参加して宮殿へなだれ込んだ。
人ごみの混乱の中で、少年は体に銃剣を何箇所も受け、血まみれの致命傷だった。
胸まではだかれたボロボロの服の上から美しい刺繍の付いたビロード布が巻かれ、
虫の息だった少年は玉座に横たえて置かれた。
戦う群衆の中、玉座に横たえられた少年は、青ざめた顔で虚空を見つめ
手脚を苦悶にもだえさせながら事切れて逝った。


557 名前:本当にあった怖い名無し :2010/05/29(土) 03:52:55
>>554の方はなんでわざわざ玉座に置いたんだ?
なんかただの辻褄合わせみたいだな

558 名前:本当にあった怖い名無し :2010/05/29(土) 08:00:34
床に寝かせるのはかわいそうだからじゃない?
玉座の周りには他に椅子やなんかはないだろうし

559 名前:本当にあった怖い名無し :2010/05/29(土) 09:38:03
>>558
そいつだけが死んだのかよ?

 

絵のない絵本 (岩波文庫)
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