チキタ★GUGU/第11話(TONO)
サーカスで育った熊は太鼓と笛の芸で人気者だったのだけれど
やがて飽きられてしまう。
サーカスの人々は熊にペンキで水玉模様を塗り、くまの人気復活を試みる
一時的に人気は戻るのだけれどやっぱり飽きられてしまう。
人気は落ちたし ...
チキタ★GUGU/第15話(TONO)
主人公が一緒に歩いていた少年が、魂を一瞬で奪える妖怪みたいなのに遭遇する
その途端に少年が股から血を流し始めたが、少年は死ななかった
実は少年は男装した少女であり、妊娠中だったから胎児が死んだだけだった
少女は何故か忘れたが家庭の事情で、一緒に暮らす兄弟に対してす ...
現代百物語シリーズ(岩井志麻子)
志麻子が「チャイ・コイ」をあて、鰻登りに評価を上げていた頃のこと。
ある出版社が志麻子の密着取材を企画し、一人の女性編集者を派遣してきた。
その編集者に対する第一印象は、「少女漫画に出てくる女子校の女教師」。
仕事が出来そうに見えるが、モ ...
死体は語る(上野正彦)
戸締りした室内で急死した独居男性がいて、
飼っていた数匹の猫も一緒に閉じ込められた状態になったため
数日後に遺体が発見され猫が一斉に外へ飛び出して行った時には
仏さんは頬の肉とかを猫に食われて欠損していた、
というエピソードを読 ...
愛犬は大切な心の拠り所
紹介された内の1件が見ていて後味悪かった。
飼主のおばあちゃんは旦那さんに先立たれた後、愛犬とひっそり暮らしている。
子供はいない。
愛犬はかなりの高齢で、失明している上に今で言う所の認知症で時々餌を食べたのを忘れたり
てんびんばかり(宮部みゆき)
江戸物。元は仲の良いお隣同士だった家族が、家事や災害、病気などで
両親達が死んでいき、娘同士だけになってしまった。
二人は一緒に住んで「いつか二人で飯屋をやろうね」と姉妹として貧しいながらも暮らしていた。
ところが突然、いつも主人公の「姉」の背後に ...
命が五つ(狩生玲子)
世界的に活躍している冒険家の男が居た
ある日男の下に男のファンらしい一人の青年が訪ねてきた
青年曰わく
「自分の一族は命を七つに増やす事が出来る特別な術を持っているのだが
こんな何でもない一般人の自分よりも様々な危険な冒険 ...
葉書の束
交通事故で人を死なせた青年が主人公の短編小説思い出した。
遺族から、「お金なんかいらない。ただ、あなたが殺した私の子供のことを
月一度くらい思い出してほしいから、毎月の命日にこれを投 ...
遺品整理人 谷崎藍子/第1話「死者が遺したメッセージ」
ものすごい後味悪かった
一件の介護殺人から話が始まるんだが
容疑者の息子は母親に「痛い、つらい、殺してくれ」と頼まれてやったと泣く。
息子は近所の評判もよく、すぐに自首したし、母親の遺書もあったことから、すっかり同情の的だった。
遺品整理を仕事とする主人 ...
ハッピーピープル(釋英勝)
それで思い出した(割にはうろ覚えだが)ハッピーピープルの中の一話。
電車内でDQNが老人に絡んでいて、周囲の人間は見て見ぬ振り。
そんななか、一人の青年が制止しようとしたが、DQNの狼藉にキレて、DQNを傘で刺して殺してしまう。
取り調べが進 ...