チキタ★GUGU/第11話(TONO)
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938 名前:本当にあった怖い名無し :2010/06/15(火) 23:20:08
- チキタGUGUでは水玉模様のくまの話が後味悪かった。
サーカスで育った熊は太鼓と笛の芸で人気者だったのだけれど
やがて飽きられてしまう。
サーカスの人々は熊にペンキで水玉模様を塗り、くまの人気復活を試みる
一時的に人気は戻るのだけれどやっぱり飽きられてしまう。
人気は落ちたし、水玉模様に塗ったペンキが毒だったので、体が弱った熊は
サーカスから捨てられてしまう。
捨てられ死にそうになりながらも必死にラッパを吹く熊はやがて
人恋しさに人が身につけていた布(服とか下着とか)
を食べる妖怪と生まれ変わった。
山と人里をさ迷い歩く事となった熊はある日
山にすむ老夫婦の洗濯物を食べたのを見つかった事をきっかけに
老夫婦と仲良くなる。
老夫婦は熊を家族の一員のように受け入れ、熊も老夫婦の
手伝いをしたりしながら一緒に暮らすようになった。けれど、熊と老夫婦が一緒に暮らしだして暫くすると、
老夫婦の体の調子が悪くなり、
寝込むようになってしまった。
熊は老夫婦に滋養のいいものを食べさせたいと
主人公の元を訪れる。
熊と共に老夫婦の家を訪れた主人公が見たのは、死体となった老夫婦と
老夫婦を殺したと熊を攻める老夫婦の
息子(普段は一緒に住んでいない)だった。熊の体に塗ってあるペンキが毒だったので一緒に暮らしているうちに
老夫婦は毒に犯され死んでしまったのだ。
その事実を主人公から知らされた熊は
その場から消え去ってしまい、後にはラッパが一つ残っているだけだった。
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939 名前:本当にあった怖い名無し :2010/06/15(火) 23:56:03
- 後味悪いというか切ない
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940 名前:本当にあった怖い名無し :2010/06/16(水) 00:26:39
- 人に捨てられてもそれでも人恋しさが残るってところが切ないな
でも老夫婦みたいな人を出したくないから人を避けて生活をせざるを得ないんだろうな
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943 名前:本当にあった怖い名無し :2010/06/16(水) 01:42:45
- 周囲で生活してる人間にも影響が出るほどの毒物なら、塗る前に気付けよ。
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945 名前:本当にあった怖い名無し :2010/06/16(水) 03:17:32
- いつまでも落ちないペンキなんだね。