ホーム » 小説 » 小説/ま行 » 見えない手の殺人(赤川次郎)

726 名前:1/2 :2010/07/26(月) 15:52:58
赤川次郎の初期の短編。タイトルは忘れた。

平凡な会社員の主人公は、恋人の父親からひどく嫌われていた。
(理由は忘れた。単に恋人父の、娘への独占欲のためかも)
ある日、路上で主人公と恋人父が口論になり、口論が殴り合いに発展し、
気がつくと恋人父は死んでいた。
主人公は恋人に「殺すつもりはなかった。ただのケンカだったんだ」と訴えた。
主人公を信じた恋人は、隠れ家を用意して主人公を匿った。

一人で隠れ家にこもっている主人公の下に、マスコミの男が現れた。
テンパった主人公は、「やったね、特種だ」とニヤつくマスコミを衝動的に殺してしまう。
主人公が自分のしでかしたことに呆然としていると、恋人が来た。
恋人は主人公に、
「ごめんなさい。この男に隠れ家を教えたのは私なの。
 この男から、父は内蔵がぼろぼろになっていた、よほどひどいことをしなければ
 あんな風にはならない、って聞いて、カッとなって教えてしまったの。
 本当にごめんなさい……」
と、謝った。
主人公は恋人を責めることはせずに、
「俺、自首するよ」
と言った。
だが、恋人が反対した。
「人を二人も殺してしまったから、きっと死刑になってしまう。
 たとえ死刑にならなくても、刑期はすごく長くなる。
 私、そんなに待てない。だから、二人で死にましょう」
主人公は、恋人の頼みを聞き入れた。


727 名前:2/2 :2010/07/26(月) 15:54:32
場面が変わって、とある部屋の中で、二人の男が小石のようなものを
見ながら話している。
「これが、4人の人間を殺した隕石か」
実は恋人父は、主人公に殺されたのではなかった。隕石があたったために死んだのである。
男たちは、主人公と恋人が最後に二人だけでささやかな結婚式を挙げていたことなどを話し、若い二人の死を悼んだ。

730 名前:本当にあった怖い名無し :2010/07/26(月) 17:00:16
分かりづらかったようなので補足。

隕石があたって死んだのは、恋人父だけ。
「恋人父を殺してしまった」と思い込んでテンパった主人公が、マスコミ男を殺した挙句
恋人と心中してしまったと言う話。

恋人父が隕石に当たらなければ、主人公も恋人もマスコミ男も死なずにすんだ

主人公、恋人、マスコミ男の死の元凶は隕石

主人公たちも隕石に殺されたようなもの

「4人の人間を殺した隕石」発言

と、いうことです。


732 名前:本当にあった怖い名無し :2010/07/26(月) 18:06:51
最後の二人の男は何故全てのいきさつを知ってるのですか?

733 名前:本当にあった怖い名無し :2010/07/26(月) 18:17:00
>>732
刑事とかじゃね?

734 名前:726 :2010/07/26(月) 21:24:20
>>732
ごめん、これ読んだのだいぶ前なんで覚えてない。

735 名前:本当にあった怖い名無し :2010/07/26(月) 22:55:49
そもそも隕石にあたって死んだ人間と、そうでない人間の
区別はつくんじゃないか?

落ちると、家を貫通するくらいの破壊力なわけだし、
あたった恋人の父親は人間の力ではありえないくらいの
酷い状態になってるはず。

口論の相手の主人公も普通に自分が殺したわけではな
いと気づきそうなもの。

よほど慌てていたのだろうか。


736 名前:本当にあった怖い名無し :2010/07/26(月) 22:59:54
小さい隕石が貫通したけど、小さすぎてどうして死んだのかよくわからず、
解剖して初めてわかったみたいなのは現実でもあった

737 名前:本当にあった怖い名無し :2010/07/26(月) 23:14:41
>>736
おー、それなら説得力があるな。なるほど、そういうこともあるのか。

822 名前:本当にあった怖い名無し :2010/08/01(日) 12:43:57
>>726
かなり遅レスだけどあれは隕石じゃなくて工場から飛んできた金属片
しかも最後は結婚式じゃなくてセックルした痕跡があっただけだよ

 

上役のいない月曜日 (文春文庫)
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