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357 名前:本当にあった怖い名無し :2010/09/19(日) 04:15:38
あるアメリカ映画の田舎町での話。

その町は何の前触れもなく、突如として数センチ先も見えない深い霧に包まれた。
町中の人間が外出を阻まれ、孤立していった。物理的にも精神的にも・・・。
妻を家に残し、小学生の一人息子とスーパーに来ていた主人公も例外ではなく、
曲者ぞろいの面子に囲まれてスーパーにとどまるほかなかった。
スーパーに残った数十人の客たちは脱出を試みるも、すぐに尋常ならざる事態に気付く。
霧の中に入った人間が次々と断末魔の悲鳴をあげて死んでいったのだ。
人々の精神は日が経つにつれ次第に病んでいった。
狂信者となった人々に冷静さを訴える主人公は異端者扱いされ、ついには命を狙われる事態になった。
ともに逃げるのは幼い息子、その息子を気にかけてくれる老夫婦と健気な女性の4人だけ。
命からがら車で脱出に成功する主人公たちだったが、主人公の家も廃墟となっており行くあてはない。
状況は絶望的だった。

やがてガソリンも尽きた。手元にあるのは拳銃だけ。
主人公たちはいよいよ覚悟を決める時が来たことを悟った。しかし・・・。
拳銃の中に弾は4発。そう、一発足りないのだ。
主人公は息子を可愛がってくれた老夫婦と女性に3発。
最後の1発を幼いわが子に向けた。わが子の始末をつけると自身を異形の生物に捧げようと車をでた。
すると、目の前の霧が晴れていくのがわかった。周囲にいるはずの異形の生物は辺りにはいない。
かわりに目に映ったのはようやく救出にきた軍隊と、保護された人を乗せたトラックだった。
保護された人々の中に、スーパーで主人公たちを襲った者たちの姿を見つけた瞬間、
主人公は神を呪うかのように天を仰ぎ叫んでいた。
その姿はまるで悪魔を崇拝する狂信者のようだった。


369 名前:本当にあった怖い名無し :2010/09/19(日) 17:07:37
>>357
トラックにスーパーの人間たちは乗ってないよ、生死不明
乗ってたのはストーリーに無関係の生存者と最初にスーパーを脱出した女性とその家族
女性が脱出の協力を求めるんだけど主人公たちは拒否、絶望し一人霧の中に飛び出してゆく女性
主人公も観客も彼女は死んだなと思って存在を忘れたころ最後の最後に現れるんだよね

372 名前:本当にあった怖い名無し :2010/09/19(日) 22:56:16
>>369
最初に強力を拒否られた女性の立場で見ると、痛快な映画だよね。

373 名前:本当にあった怖い名無し :2010/09/20(月) 00:36:04
>>372
たしかに。
あのおばちゃんは子供のために必死だったのに、
周囲の扱いは「感情的なバカなおばはん」だったし。
人のために行動したから、最後に助かったのかなと思った。

374 名前:本当にあった怖い名無し :2010/09/20(月) 04:06:42
>>373
真相は霧が出始めだったから助かっただけ。霧は異世界からのもの。
軍の実験で異世界とつながっちゃったから化け物とかが出てきた。
で、化け物とかは霧の中でしか生きられない。
なので、出始めの頃は異世界の化け物も少なかったのでおばちゃんは子供を救出できた。
でも、主人公達は霧が蔓延してしまった後に出てきたから、
大きな化け物も闊歩できる状態の外になっていたって事だったはず。

375 名前:本当にあった怖い名無し :2010/09/20(月) 10:21:11
>>374
そうなんだ。教えてくれてありがとう。
でも自分が言いたいのは、ストーリーの一段上の段階での話。脚本家の意図っていうか。
そもそも霧の出始めに外に出ようと決意した時点でのラッキーさは、脚本家の意図ってことだし。
脚本家は「人のために動いた人間は助ける」って方向性で話を作ったんじゃね?と言いたかったの。
解釈の問題だから「絶対そうだ!」とは言い張らないけど。

390 名前:本当にあった怖い名無し :2010/09/20(月) 20:27:14
>>375
あ、なるほど。それなら原作者思考で言うなら、
先に出た奥さんは「犠牲を恐れず進む勇気のある人間」の代表として描いているはず。
で、あそこで残った人間達は「自分達では決断のできない指示待ち人間」なので、
コミュニティーを形成しても不和が生じるのは当然だって考えだと思います。

358 名前:本当にあった怖い名無し :2010/09/19(日) 04:32:29
ミストの映画版だね
せっかくの原作の雰囲気を台なしにした

359 名前:本当にあった怖い名無し :2010/09/19(日) 04:36:12
原作はどうなるの?

360 名前:本当にあった怖い名無し :2010/09/19(日) 04:57:26
↑原作ミスト、脱出した後の話
一度はgkbrしながらもスタンドでの給油が成功したが
この先も給油が成功するとは限らない(停電とか)
クーラーもつけられない窓も開けられないノロノロ節約運転中の苛酷な環境で
ラジオだけはつけておいた
砂嵐のような雑音の中でほんの一瞬だけ、確かに人の声で「希望」と聞こえた
自分達が生きている以上他にも生きている人達はいるはず
何があっても希望だけは失うまいと心の中で誓いながら運転する主人公
人が市に過ぎて微妙だけど後味は悪くはない

367 名前:本当にあった怖い名無し :2010/09/19(日) 12:58:36
>>357
たしか原作者が「当時これが思いついたら、こうしていた」って言ってたやつだよな
見てえ

 

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