ホーム » 小説 » 小説/あ行 » インスマウスの影(H・P・ラヴクラフト)

323 名前:1/2 :2010/10/21(木) 12:25:21
ラブクラフトの代表作「インスマンスに潜む影」

主人公は成人旅行でインスマス(若しくはインスマウス、訳してる人で違う)に偶然赴く事になる。
この地方は昔は漁業で細々とやっていたのだが、ここの権力者がある日から金の精錬を行うようになり、
それを生業としてひっそりと生活を送る田舎だった。
住民はみな一様に平べったい魚のような顔(インスマス面)とごつごつした手足ゆえ他の町からは近親相姦を疑われる
その歴史に興味を持った主人公は調べて回ろうとするがよそ者を嫌う風土ゆえか中々情報は得られず、
雑貨店にいた別な地方からの雇われ店長に町をうろついている酔っ払いの爺さんに酒を餌に話を聞けばいいと
アドバイスを受け、爺さんから奇妙な昔話を聞きだすことに成功する。
この町の権力者であった船長は航海の先でであった島の民族から異教の神を崇拝することで
富をもたらす事が出来ると教えられた。


324 名前:2/2 :2010/10/21(木) 12:26:01
その民は何度目かに会いに行った際に他の民族から危険すぎるとして襲撃されて滅ぼされていたが、
船長は全ての秘密を聞き出すことに成功していたという。
そしてその神を崇拝するようになってから金の精錬を行うようになったのだと。
そこまでを誰かを罵るように爺さんは言うと突然海岸に目をやり、何かに恐怖して逃げ出してしまった。
分けが分からなかった主人公だが情報は得られたので町から出て行こうとすると
唯一の交通手段が事故で使えないといわれ、結局この町で一泊していくことになる。
その夜に町民が自分の部屋に侵入しようとしたために慌てて窓から逃げ出した主人公は
秘密を聞きすぎたために町中から自分が追われているのだと気づく。
町中を逃げ惑い線路沿いに町の外まで逃げ出すことに成功した主人公だが、
反対側からの探索者が来たことに気づき、身を隠して様子を伺うがその一団の先頭が
半漁人のような化け物であることを目撃してしまい恐怖で気絶する。
運よく発見されなかった主人公は体よく逃げ切ると政府に駆け込み直訴する。
元々、インスマスに良い印象を抱いていなかった政府はこれ幸いと理由を付けてインスマスを攻撃、施設を爆破する。
インスマスが事実上消滅し、安心した主人公だが自分のルーツを調べていくうちに絶望することになる。
自分の母親は船長の血族であり、船長が異教の神と交配したがゆえに生まれた一族であること。
成人してからしばらく経った主人公は自らの顔がインスマス面になっていくことを自覚し、そのうち夢を見るようになる。
海底の奥深くにある神殿で自分より先に
完全に異教の神と同一の存在と化した一族が泳ぎ回る場所にいずれ自分も行くのだという夢を。

329 名前:自治スレでローカルルール他を議論中 :2010/10/21(木) 18:36:54
>>323
乙です
携帯の「Monochrome」という脱出ゲームが浮かびました
>>323が元ネタみたいですから好きな人は楽しめるかも

 

ラヴクラフト全集 (1) (創元推理文庫)
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