ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その117 » パタリロ!/第57話「さよならアフロ」(魔夜峰央)

624 名前:本当にあった怖い名無し :2010/11/02(火) 19:55:31
パタリロはプラズマ一家の話が後味悪い
何もあそこまでどろどろの修羅場にしなくてもと思うが
収拾つかなくなって無かった事にしてしまったのが

今まで読んできた時間はなんだったんだ


641 名前:本当にあった怖い名無し :2010/11/03(水) 08:46:51
624じゃないけどまとめてみた。ものすごく長いし、わかりづらいかも。
とにかくプララという少女ロボットに不幸の波状攻撃が訪れる話。

パタリロが作ったロボット「プラズマX」には、
同じくパタリロの手によって作られたロボットの家族がいた。
妻であるアフロ18、息子のαランダム、娘のプララと、ロボットの4人家族として仲良く暮らしていたが、
少女型のロボットであるプララは反抗期を迎え、事あるごとに母親に口答えをしていた。

そんなある日、アフロ18は金属を溶かす未知のカビに侵され、倒れてしまう。
パタリロはロボット工学の師であるブラント博士に助けを求めるも手の施しようが無く、
最後の手段として知能回路から記憶を取り出そうとしたが、それも間に合わなかった。
家族の目の前でアフロはあっけなく機能を停止してしまう。

母親に反抗ばかりしていたプララはその事を悔い、母親を亡くした悲しみから抜け出せずにいた。
ブラント博士は彼らの様子を見て、プララには新しい母親が必要だと言い出す。
良ければ自分がそのロボットを作る、という博士の申し出にパタリロは賛同し、
プララの為にとプラズマ一家は新しい母親を迎えることになった。
始めは抵抗していたプララも皆の気持ちを知り、新しい母親を受け入れる。
しかしブラント博士の作った新しい母親ロボットは妙に出来が悪く、周囲としっくりいかない。
実はブラント博士はパタリロと敵対する組織に脅され、マリネラ国が内部から混乱するように
わざとアフロを助けず、代わりとして出来の悪いロボットを送り込んだのだった。


642 名前:本当にあった怖い名無し :2010/11/03(水) 08:47:31
以前の母親の部屋を片付けてしまおうとした新しい母に強く反抗し、プララは家出をする。
とりあえずこの国を離れようと外国へ向かう船に乗ると、
タイミング悪くその船がテロリストにジャックされてしまう。
あわや爆弾が破裂しようというとき、たまたま乗り合わせたブラント博士を押しのけて
プララは爆弾を抱え、海へ飛び込んだ。犠牲になろうとしたのだが、
運悪く船にはもうひとつの爆弾が仕掛けてあり、同じタイミングで爆発してしまった。
その時の映像は世界に発信され、マリネラでは新しい母ロボットがそれを見ていた。
「プララがブラント博士を押しのけて…あの子は博士の仇」
自分の創造主を殺されたと思い込んだ母親ロボットはプララへの復讐を誓う。

意識不明で打ち上げられたプララは親切な油田王の老人に救われる。
パタリロの居るマリネラへ連絡を取ろうとしたその時、老人の油田が火災に見舞われ
あっと言う間に無一文になり、老人は体を病んで、プララは病気の老人を抱えて放浪することになる。
しばらくの間は工事現場などで働き老人の薬代を稼ぐが、自分のエネルギーも残り少なく限界に達していた。
その時たまたまその国を訪れていたバンコランとマライヒがプララに気づき、
老人とプララは無事保護され、マリネラへ戻ることができた。
しかし数々のショックでプララはすべての記憶を失っていた。


643 名前:本当にあった怖い名無し :2010/11/03(水) 08:48:20
心因性のものだろうと診断され、しばらくは家族水入らずでと、
マリネラ宮殿から遠く離れた屋敷でロボット一家は生活することになる。
プラズマやランダムの前では良い妻、良い母を装う新しい母は、プララにだけ辛く当たった。
ろくに食事も与えず無茶な仕事を言いつけ、プララの体はボロボロになっていく。
兄ロボットのランダムが屋敷の掃除をするプララを見咎めた。
「きみはそんな事しなくていい、今は記憶を治すことに専念するんだ」
プララの手はボロボロに荒れている。
「ああ、こんなにひどいあかぎれが…ちょっと待て、なんでロボットの手があかぎれになるんだ」
「濃硫酸を使っているから…」
「お母さんがそうしろと言ったのか?!」
ランダムはプララの手にキスをして労った。
ランダムが兄であるという記憶を失っているプララは、優しいランダムに恋してしまう。
一方、事の次第を確かめるべく母親を問い詰めに行ったランダムはそこで、
ブラント博士の死がプララのせいであると母親から聞かされる。
半信半疑ながらも混乱したランダムは、今はプララの傍にはいられないとパタリロに頼み、
海外の寄宿学校へ旅立つ。唯一の味方であるランダムに去られたプララは呆然とする。

カトリックの寄宿学校へ入学したランダムは体の装置を一部取り外し、人間を装う。
生活する分には問題ないが、加速しようとすると視界を失うから気をつけろと
パタリロに言い聞かされ、人間のふりをして生活する。
しかしちょっとした事でリンチまがいの目に遭い、ロボット故に無傷のランダムは皆から怪しまれ、
「あいつは悪魔だ」と弾劾される。
校長に理由を話そうとするも、校長はパタリロと敵対する組織の人間であり、
生徒たちを扇動してランダムを火あぶりにかけようとする。逃れるためにやむなく
加速装置を使い、視界を失ってランダムは校長を殺してしまう。
「敵対組織の人間だ、気にするな」とパタリロに言われ、
さらにブラント博士が実は生きていた事を知らされて、ランダムはようやくプララの元へ戻る気になった。
そして心因性と思われていたプララの記憶喪失も回路の一部の故障であり、修理可能であることがわかる。


645 名前:本当にあった怖い名無し :2010/11/03(水) 08:53:02
プララの元へ戻ったランダムは、虐げられ立つこともできない程弱ったプララを目の当りにする。
ランダムから記憶を戻すことができると聞いたプララは、それを拒否する。
「だって記憶が元に戻れば、今の記憶は失われるんでしょう?
 あたし今の気持ちを忘れたくない、ランダムが好きなんだもの!」

なんとか彼女の気持ちをランダムから離すため、パタリロは一計を案じる。
ランダムの目には特殊なフィルターが入っている。
それを外してバンコランに会えば、ロボットとは言え美少年のランダムはバンコランにひと目で恋するだろう。
そんなランダムにプララが失望し、記憶を戻してくれと言うはずだと、パタリロは処置を施した。
それはまんまと嵌り、ランダムはバンコランに見も世もあらぬほどに恋をする。
怪我をしたバンコランに駆け寄り「あなたがいなければ僕も生きてはいられない!」と
泣いてすがるランダムに、プララは失恋を自覚し、「こんな辛い記憶は持っていたくない」と
記憶を戻す手術を受ける。

敵対組織に脅されあえて欠陥品の母親ロボットを送り込んだブラント博士は改心し、
アフロが死ぬときにせめても、と知能回路から取り出したアフロの「優しさ」を新しい母親ロボットに移植した。
プララは記憶喪失だったときの辛い記憶を忘れ、母親ロボットもまるで生まれ変わったかのように優しくなり、
プラズマ一家は平穏無事な生活を取り戻したのだった。
ただ一人ランダムだけは、バンコランへの恋心に身を焦がし続けることになる。

その後ランダムがバンコランのマンションへ押しかけてひと騒動ありますが
プララ編とは別の話になるので割愛。
敵対組織との決着はついてないし、記憶が戻って一件落着!という体にはなっているが
じゃあプララは何のためにあんな辛い思いをしたのかとやりきれない思いになる。
ファンの間でもこのエピソードは不評。


651 名前:本当にあった怖い名無し :2010/11/03(水) 15:47:43
>>641-645
乙!
ロボットの手があかぎれやバンコランの眼力で笑ってしまったw
なつかしいなー。

パタリロって今考えるとすごいね。
アニメやってたよね?
夕方から全国放送でホモセックス流すって
かつてのテレビ局は意欲的だったなあ。


652 名前:本当にあった怖い名無し :2010/11/03(水) 17:46:14
>>641-645
凄い。よくあの複雑怪奇な内容まとめた。GJ。

あれだけの展開してどう解決するんだろうと思ったら
無かった事になってランダムがおかしくなっただけだという。
んで、父親のプラズマが全然なんもしてないんだよな。
プラズマ一家なのに。
アフロが死んだのもプララが苦しんだのも一体なんだったんだと思った。

 

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