ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その120 » ラーメン発見伝(河合単)

908 名前:本当にあった怖い名無し :2011/03/09(水) 22:10:33.56
ラーメン発見伝という、美味しんぼのラーメン版のような漫画のとある話。

主人公→会社員だが、開業を夢見て会社には秘密で屋台を引く。
それとは別に、会社ではラーメン絡みの仕事が多い。
ライバル→繁盛店の店主であると同時に、人気フードコンサルタント。
主人公と度々コンペで競う。

今回の舞台は、浅草の老舗店。
繁盛させた先代が亡くなってからは息子が継いだが、本職を続けたいため
経営面だけチェックし切り盛りは長年勤めている6人の店員に任すという形を取った。
だがその息子も若くして亡くなり、遺された妻は店には
ノータッチだったが夫に代わるべく帳簿類に目を通す。
だが、ここ数年は客足が激減、赤字続きで
夫が自腹で補填していたという衝撃の事実を知る。

そして主人公達にテコ入れが依頼され、普通の客として来店し観察。
だが、レジ打ちやお冷や出しにまで一人一人割り振り人数の割に効率的に回っているとは言えない。
そして話を伺うが二言目には先代先代と聞く耳を持たない。

券売機の導入→代金はお客様から感謝して直接頂くのが先代の教え
給水機の導入→お客様に働かせる気か
主人公考案の新メニュー→ラーメン一本で勝負が先代の教えだ。
それにこのラーメン、先代の味と似ても似つかないじゃないか。

挙げ句の果てには、先代を想ってか涙まで流す。

主人公は、今でも先代を想う下町人情に感服させられそうになる。


909 名前:本当にあった怖い名無し :2011/03/09(水) 22:11:38.87
なんやかんやでライバルがテコ入れを請け負うことになり、
数日が流れ久々に来店する主人公達。

創業50年感謝祭として大幅値下げ、主人公考案の新ラーメンもメニュー入りをしている。
6人のうち2人が見当たらず代わりに若い店員が2人入っているが、
ミスばかりする今までの店員は若い店員にしごかれているよう。

そして遂には、4人の店員は辞めると言い出した。
これこそが、ライバルの目論見だったのだ。

ライバルが話を聞いた時も主人公の時と同じく先代の教えの一点張りで
感謝祭にもこんな安売り先代はしないと否定的だったが、
実は店員達は単なる怠け者。
レジ打ちだけ、同じメニューを作るだけという楽な職場を変えたくなく、
先代への想いを都合良く利用していただけであった。

そして、ライバルは辞めさせるのではなく自分の店の店員を使いしごかせ
あくまで自発的にやめさせるという手段を取った。

残りの2人の店員は前々から今のままで終わりたくないと思っており、
老舗を建て直すためにライバルの店で鍛え直してもらっていたのだ。
だが、4人のその後は一切描かれず…

浅草という舞台でこういう話を描く発想に目から鱗とかなんというか…


916 名前:本当にあった怖い名無し :2011/03/10(木) 11:02:26.57
>909 
自分もそれ読んだことあるけど
>先代を想う下町人情
がウソだった、って話だよね。流した涙もつい自分の演技にハマっちゃって、みたいな。
怠け者で店に寄生していた4人のジジババのその後なんてどうでもいいと思うが…

919 名前:本当にあった怖い名無し :2011/03/10(木) 15:34:07.69
>>916
あれ、読んでてスカっとした
主人公がダメダメで、ライバルの方が堅実だったりするから余計に

 

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