猟奇刑事マルサイ/孤高の鬼(大越孝太郎)

8761/3:2013/08/16(金) 09:36:39.85
大越孝太郎のエログロ漫画「マルサイ」シリーズから、うろ覚え。

若い女性が裸で○○ニーしながら飛び降り自殺する事件が相次いだ。
異常犯罪専門チーム「マルサイ」あてに、
御呉(おご)という人物が情報提供を申し出たので、メンバーの一人が出向く。
(「探偵物語」に傾倒している、異常性に対して勘の鋭い刑事。以下優作)

御呉は、「捨てられたM女ほど惨めなものはない」として
S様に末長く愛される上等なM女を調教している、SM業界で有名な人物。
御呉が言うには、女たちを自殺に駆り立てたのはメアと名乗る女に違いない、とか。


8772/3:2013/08/16(金) 09:39:33.48
御呉はS様から奴隷を預かって調教するが、メアは進んで調教を受けに来た。
御呉はM女を二人一組で行動させていたが、
ある朝メアが消え、メアの相棒だった女は完全に狂っていた。
(「オ○○ーしないと死んじゃうの!!」)
メアは御呉の調教テクを盗むために潜入したのだった。

優作の奮闘でメアは逮捕され、飼育されていたM女たちは助け出された。
メアは凶暴性のある患者として精神病院に収容されたが、職員が二人自殺した。
(「目をあわせちゃいけません、あの目付きでもう二人自殺してるんです!」)


878 3/3:2013/08/16(金) 09:42:08.91
M女は失踪しても誰も本気で心配してくれない不憫な女たちだったが、
救出後しばらくして全員が行方をくらました。

優作から協力の礼と被害者のその後を聞かされた御呉は、屋敷の一角に向かった。
『御呉さん、メアという主人をなくした彼女たちは今後どうするんでしょうねえ…?
 いつの間にか全員消えてしまいましたけど』

御呉の前にはメアの奴隷が全員揃っていた。
「お前たちはメアに捨てられた。今後どうするのだね?」
「…ご主人様、よろしくお願いいたします!」
主人をなくしたM女が自然と御呉のもとに集まった結末が後味悪い。

 

猟奇刑事マルサイ
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