ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その121 » 赤い群集(藤田貴美)

322 名前:1/2 :2011/04/09(土) 14:31:09.39
藤田貴美の漫画「赤い群集」
ある男が生まれ故郷を捨て、砂漠を越えて隣国へとやってきた。
絶望に支配された男は自殺を図るが、宿屋を営む少女に助けられる。

彼女は孤児で、村人に体を売って生活をしていた。見かねた男は大金を渡し、少女を十年貸し切りで買うと告げた。
最初は警戒していた少女も、村人とは違い優しく接してくれる男に心を許し、2人は惹かれ合ってゆく。
しかし村人はそれを心良く思わなかった。「お前は今まで通り俺達の便所やってればいいんだよ!」

男の留守中にボロボロにされる少女。男が少女を助け起こすと、首筋に赤い噛み跡があった。


323 名前:2/2 :2011/04/09(土) 14:45:39.89
それから程なくして、村人達は次々と原因不明の病で死んでいった。

少女にあった赤い跡、男はそれに見覚えがあった。故郷で発生した謎の寄生虫、風に乗って移動し、
体内に潜り込んで卵を産みつけ、幼虫は内臓を喰らいながら成長する。治療法はない。

男の婚約者はこの寄生虫に潜り込まれ、国に実験体のようにされて死んだ。そのため男は故郷を捨てたのだ。

隣国で見つけた新たな幸せ。しかし、そこも安全な場所ではなかった。
少女も衰弱し、男の腕の中で苦しみながら死んでいった。

男はまた一人砂漠へと消えていった。


331 名前:本当にあった怖い名無し :2011/04/09(土) 23:53:22.06
>>322
懐かしい。確かに救いがない話だったよね。

少女がボロボロにされるくだりは、村のひとたちが男を隣国のスパイだと警察?軍?みたいのに
訴えて男が連れてかれちゃった間のできごと。

結局、男は正式な入国許可証もっててすぐに解放されて戻ってくるんだけど時既に遅し、みたいな。

 

藤田貴美作品集 2 キャプテンレッド (幻冬舎コミックス漫画文庫)
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