ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その123 » スカイハイ/第1話「ヒトソダテ」(高橋ツトム)

104 名前:本当にあった怖い名無し :2011/07/13(水) 23:24:30.82
スカイハイ
原作は漫画、ドラマ化もされたので知ってる人多いかもしれんがあらすじ。
不慮の事故や殺人で亡くなった人の魂は「恨みの門」と呼ばれる所にやってくる。
死者はそこで「このまま門を潜り成仏・転生する」「永久に幽霊のままこの世をさすらう」
「誰か一人を呪い殺す。ただしこれを選ぶと永遠の苦しみを味わう地獄に堕ち、なおかつ転生できない」の
三つの選択肢から自分の今後を選ぶことができる。

その中の一エピソード。
ある中年夫婦が突然の事故で死んでしまい、高校生の一人息子が残される。
仲の良い夫婦、仲の良い親子、仲の良い家族だったので両親は息子の行く末を案じ
選択するまでの間息子の様子を見守るが、意外にも息子はさほど気落ちしておらずむしろ淡々としている。
しばらくして今までずっといい子優等生だった息子が突如飼い犬をいじめ殺害する。
驚く両親に恨みの門の番人「イズコ」は元々息子は家族に無関心な父親も
無自覚に支配する母親も大嫌いで二人の死によってそれを外に出すようになっただけ、
最初からそういう性根の持ち主だったと二人に告げる。
それを機に妻は夫に責任を擦り付けあいをはじめ、激しく罵倒する。
その間も息子の行動はエスカレートし、ついに人をあやめてしまう。
やがて選択する時間が訪れ夫婦は自分達が責任をとり息子を殺すと告げるが
イズコは殺すのは一人だけと言い、二人同時に念じて思いが強かった方が
息子を殺した事になり地獄行きとなると提案。
そして結局息子を殺したのは夫で二人は地獄行き(人を殺した者はその時点で地獄行き)
妻はちゃっかり転生の道を歩むこととなった。
終わり

 

スカイハイ新章 1 (集英社文庫)
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スカイハイ(小説)
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