ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その124 » ジョジョの奇妙な冒険 第5部/ブチャラティの過去(荒木飛呂彦)

242 名前:本当にあった怖い名無し :2011/08/11(木) 01:56:35.38
ジョジョで思い出した
少年漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の登場人物・ブチャラティの過去
(ブチャラティはイタリアのマフィアのメンバーで、二十歳で組織の幹部にまでのし上る。
 巨大な麻薬密売組織であるマフィアをぶっ潰す野望を抱く少年・ジョルノと出会った事が切欠で、
 ブチャラティは組織を裏切って決起し、物語終盤で致命傷を受けて死亡するが、その意思はジョルノに受け継がれる)

ブチャラティは海辺の村で生まれた
ブチャラティが7歳の時、両親が離婚する
母は「父さんと母さんのどちらと暮らしたい?母さんと一緒なら都会に行けるけど、
父さんと一緒だと何もない村に残ることになる」とブチャラティに問いかける
母の説明は不公平で誘導的だったが、父はただ黙って俯いていた
しかしブチャラティは「僕は父さんと一緒にいる」と宣言し、それを聞いた父は顔を上げる
ブチャラティは「母は強い人間だが、父は弱い人間であり、
誰かが側に居てやらなくては駄目になってしまう」と幼いながらも本能的に理解していた
母はショックを受けるが、そんな息子を誇りに想うと同時に、
いつかこの優しさがブチャラティ自身を不幸にするのではないかと心配する

その後、母は都会で再婚し、新しい子供も生まれ、ブチャラティに会いに来ることも無くなっていった

漁師である父はブチャラティを良い学校へ行かせてやりたいと思い、
副業として船渡し(船で人を送る)の仕事も始め、真面目に働き続ける


243 名前:本当にあった怖い名無し :2011/08/11(木) 01:58:07.84
ある時、父は釣り人を船渡しして小島へと運ぶ
釣り人は釣竿を船に忘れて小島へ降りて行ってしまい、父は気を利かせて釣竿を届けてやろうと考える
この時、父は釣り人を怪しむべきだったのだが、ブチャラティの学費を稼ぎたいという想いで頭が回らなかった
釣り人の後を追った父は、麻薬の取り引き現場を目撃してしまい、口封じとして撃たれてしまう

父は病院へ搬送されたが、植物状態になってしまう
『この時、父は即死してくれていた方が幸福だったかもしれない』
麻薬の売人は父に止めを刺そうと病院に忍び込んで来るが、
それを警戒して病室に潜んでいたブチャラティは売人を殺してしまう
子供でありながら人を殺してしまったブチャラティは、
マフィアに忠誠を誓って構成員になることでマフィアの庇護を受ける
しかし、マフィアは麻薬組織であり、ブチャラティは
「父をあんな目にあわせた麻薬組織の庇護を受け構成員に成った」という矛盾を抱え、やがて魂が死んでいく
父はたった数年後に死んだ。終わり


245 名前:本当にあった怖い名無し :2011/08/11(木) 02:13:25.57
しかもブチャラティを殺したのはそのマフィアのボスってゆー

 

ジョジョの奇妙な冒険 30~39巻(第5部)セット (集英社文庫―コミック版)
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