ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その124 » ヒミズ(古谷実)

361 名前:1/2 :2011/08/17(水) 02:14:17.48
漫画『ヒミズ』うろ覚えだから後味の悪さを引き出せんが

住田は池のほとりのボート小屋に母と共に住んでいる中学生
怪物の幻覚を見てしまうことに悩み、
「俺は誰にも迷惑をかけないと誓うから、誰も俺に構うな」と殆どの他人を遠ざけていた

母が蒸発し、母の借金を肩代わりした住田は学校にも行けなくなり、自らの境遇に絶望する
住田のクラスメイトだった女子・茶沢は、住田を心配してボート小屋を訪れるようになる

ある夜、父が金をせびりに母に会いに来るが、
以前から父を嫌悪していた住田は父を殺してボート小屋の側に埋めてしまう
幻覚の怪物は住谷に語りかけるようになり、様々な言葉で住田を責めて精神的に追い詰める
それ以来、住田は「この世に必要ない人間を殺して自分も死のう」と決め、包丁を隠し持ち、
殺す相手を探して毎日のように町をさ迷い歩き、路上で寝泊りするようになる
そうしている内に住田は幻覚の怪物を見なくなった

住田の帰りを待ってボート小屋に通っていた茶沢は、そこで住田の意味深な内容の日記を見付ける
茶沢は住田と再会し、住田が父を殺した可能性を問い詰める。
住田がこれを否定すると、茶沢は安堵から泣きじゃくった

その後も住田は殺す相手を探して包丁を隠し持ってさ迷い歩くが、とうとう有り金が尽きてしまう
以前ボート小屋に訪れた借金取りのヤクザと偶然再開し、ヤクザは住田を車で家まで送る


362 名前:2/2 :2011/08/17(水) 02:16:04.54
住田が「殺す相手を探している」と明かすと、ヤクザは「今のお前は病気だ」と言う
「お前には他にも道があるのに、自分で自分を闇へと追い詰めている。闇の中でも、夜が明けるのを待てばいい」

別れ際、ヤクザは「包丁で人を殺すのは難しい」と言い、住田に拳銃を渡そうとする
住田がそれを拒むと、ヤクザはこれ見よがしに拳銃をボート小屋の側のガラクタの中に隠して去って行く

住田がボート小屋に帰ると、茶沢が待っており、「もう帰ってこないかと思った」と泣き始める
茶沢は住田の殺人の可能性を払拭できず、日記を元に死体を掘り出してしまっており、
住田に罪を償わせるために警察を呼んでいた
住田は「明日必ず出頭するから、今は見逃してほしい」と頼み、
親に捨てられた住田のことを以前から心配していた警察官はこれを承諾した

その夜、住田と茶沢はボート小屋の中で添い寝する
茶沢は「想像してみて」と言い、自分達の幸福な未来を住田に語って聞かせるが、
住田はそれをことあるごとに不幸な内容に言い換えてしまう
「嘘でもいいから信じて」と茶沢が言うと、住田は「夢のようだ」と呟く

茶沢が眠った頃、住田は一人でボート小屋から抜け出す
外には幻覚の怪物が立っていた
怪物の姿を見た住田は「どうしても駄目なのか」と俯き、怪物は「決まっているんだ」と言った

「パン」という音が響き、茶沢は目を覚ます。住田は小屋の側のガラクタの中で倒れていた
終わり

 

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