世にも奇妙な物語/「おばあちゃん」

842 名前:本当にあった怖い名無し :2011/09/03(土) 14:33:55.04
「秘密」とはちょっと違うけど、世にも奇妙な~で
孫の体に祖母が入ってしまう話も後味が悪かった。既出かな?

小学生の女の子が両親と一緒に、祖母の見舞いに行くが、
祖母は寝たきりで意識も無く、死期が近づいていた。
テレパシーみたいのを使い、祖母は女の子に、
自分が死ぬまでの1日だけ体を貸してと頼み、女の子と祖母は体が入れ替わる。
小学生の体になった祖母は、結婚前に付き合っていた初恋の人(寝たきりの老人になっていた)に会いに行くが、
勝手に家に上がりこんだことで警察に通報され、警察署に連れて行かれる。
その頃孫は、死にかけた祖母の体で身動きもできずに苦しんでいた。
孫に体を返さねばならない祖母は、何とか警察署を脱出し、
走れメロス並みの勢いで病院にたどり着き、自分の体と再会する。

ここで話が数十年後に飛び、女の子は中年になっており、母親の葬式の場面になった。
中年になった女の子は、死んだ祖母が得意だったはずのお手玉をやっていた。
「○○(本人であるはずの女の子の名前)には可哀想なことをした」と言って悪人顔する中年女の顔でラスト。


843 名前:本当にあった怖い名無し :2011/09/03(土) 14:52:40.30
千と千尋の主役の子がやったやつか

844 名前:本当にあった怖い名無し :2011/09/03(土) 15:20:53.56
>>842
確か「おばあちゃん」という題名だった
後味悪くて覚えている

・嫁姑(主人公の母と祖母)は不仲で、嫁は意識のない姑を施設にポイ
・祖母は死ぬこともできず施設で粗雑に扱われて何年も苦しんでいた
・祖母は「最期に一目弟に会いたい」と懇願、主人公同情→実は弟じゃなく昔の恋人
・嫁(主人公の母)の葬式で「私だけが苦しむのは不公平、嫁も苦しむべき」と語る
↑自分がされたことと同じ「長い苦しみの介護」を嫁に与えた

孫思いのやさしいおばあちゃんとと思いきや女として生き抜いていて後味悪かった

 

世にも奇妙な物語 小説の特別編 悲鳴 (角川ホラー文庫)
世にも奇妙な物語
小説の特別編 悲鳴