ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その125 » 新・デビルマン(永井豪)

645 名前:1/2 :2011/10/02(日) 02:04:04.66
デビルマンと言えば新デビルマンという連載終了後に描かれた
パラレル番外編の短編集が後味悪話多いな。
(知らん人のために…密かに人類の殲滅を狙うデーモン=悪魔を倒すため
 主人公不動明が親友飛鳥了の導きによって悪魔の力を得「デビルマン」となって戦う話)

了が急にタイムスリップの能力に目覚め、明とともに第二次世界大戦前のドイツに飛ばされる。
街を歩く二人がたまたま入った画廊は強欲なユダヤ人が経営しており
堅物なドイツ人青年アドルフが専属画家として雇われていた。
二人はアドルフ作の美しい女性の肖像画に心奪われる。
それはアドルフの初恋の女性で彼が告白する前に将校と結婚してしまったとのこと。
貧しいながらも思い入れのあるその絵だけは売らなかったアドルフだったが、
あるユダヤ人富豪に言い値の倍の値段をつけられ手放すことになった。
雇い主のユダヤ人と直接屋敷に絵を収めに行くが、帰り道相手が釣りを多く渡したことに気付き
雇い主が「もらっとけばいいだろ」と言うのも聞かず屋敷に返しに行く。


646 名前:2/2 :2011/10/02(日) 02:04:37.03
そこでアドルフが見たものは肖像画をナイフで切り裂く富豪と怯える初恋の女性本人だった。
富豪は結婚相手の将校が亡くなったので女性をものにしたが
嫉妬深い性格から例え絵だとしても他の男の心に女性があるのが気に食わず絵を買い取ったのだった。
暴力で女性を犯そうとするところでアドルフが駆け込み助けようとするが、
手を伸ばす前に富豪は女性を炎で焼き殺す。
富豪の正体は悪魔だったのだ。
その後明と了が来て富豪を倒し、そのまま次のタイムスリップが自動的に始まり二人は消える。
明は「富豪の本当の狙いはなんだったのだろう」という一抹の不安を覚えたが
富豪は死んだのでそれでいいだろうと思い込む。
その後いつまでも帰ってこないアドルフを探しにきた雇い主は
焼け跡に立つアドルフを見つけ声をかけるが拒絶される。
「私は私から(女性)を奪った貴様らユダヤ人を絶対に許さない、
私はこれから貴様らユダヤ人を全滅させるために一生を尽くす」と宣言し立ち去る。
この青年アドルフこそが後の悪名高きアドルフヒットラーだったのだ。
悪魔の目的はヒットラーにユダヤ人への憎しみを植え付け、大殺戮を誘導したのだった。

単純にアドルフが可哀相なこと、せっかくタイムスリップしたのに
歴史は変えられなかったとか結局明もアドルフも悪魔の手の上で遊ばれてたと思うとやりきれない(´;ω;`)

 

新・デビルマン(完全復刻版) (KCデラックス)
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