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864 名前:本当にあった怖い名無し :2011/10/07(金) 07:48:45.46
ユニバーサルソルジャーって聞いて思い出した映画
『スターシップ・トゥルーパーズ2』うろ覚え

映画そのものはグッドエンドとして終わるんだけど、モヤモヤした
1は戦争パニック映画みたいな感じだったんだけど、2は低予算でストーリーがホラーだった

宇宙進出した人類と、人類の植民星の原生生物である昆虫型生物・バクとの戦いの物語
バクの種類は歩兵型のバグやプラズマを発するバグ等豊富で、
1と3のラストでは人間以上の高い知能を持つ巨大なバクが登場した

女性兵士である主人公は、幼い頃はサイコメトラー(記憶や情報を読み取る超能力者)であったが、
思春期を向かえると同時に超能力を失っていた
主人公の所属する部隊はバグの群れの襲撃でほぼ壊滅し、主人公は同じ部隊に居た恋人を失う
生き残った少数の兵士達は、かつて別の部隊が放棄した廃基地へと命からがら逃げ込む
主人公は戦場で愛し合った恋人との子を今現在身篭っており、その影響で超能力が再び覚醒し、
得体の知れないおぞましいビジョンを白昼夢の様に見るようになる

廃基地の中には、以前この基地に居た部隊の戦犯が牢獄に監禁されたまま置き去りにされていた
主人公の部隊は基地に篭城するために設備を復旧しようとするが、押し寄せるバグの群れ阻まれて次々と殺されていく
優秀なサイキッカーである隊長は突如様子がおかしくなり、怯えるように後方に隠れてしまう
意を決した主人公は超能力で戦犯の意志を読み取り、彼を安全人物と判断して牢獄から開放する
戦犯は隊長に代わって部隊を的確に指揮し、
後から逃げ込んできた将官を救助し、基地の機能を回復させて電磁バリアを張ることに成功する
将官は戦犯を誉め称え、生き残りの兵士達も戦犯に信頼を寄せる
戦犯はナイフを失った新兵に自分のナイフを授け、「気に入らない上官から身を守れ」と言う

主人公は戦犯の罪が「上官殺し」であることを悟る
かつて、戦犯の上官は自分の保身のためだけに若き新兵達を捨て駒として死なせ、
その新兵達を教育していた戦犯は上官を殺してしまう
戦犯は新兵達の死に責任を感じ、彼らの遺留品を肌身離さず持ち続けていた
それ故か、戦犯は若者である主人公達を救おうとする


865 名前:本当にあった怖い名無し :2011/10/07(金) 07:50:17.00
地球連邦に救難信号を発した主人公達は、救助が来るまで基地で篭城生活を送ることになる
しかし、主人公はその後も奇妙なビジョンを何度も見続け、危険が迫っていることを感じる
基地内に篭城している兵士の何人かの様子がおかしく、主人公は彼らが「人間ではない」ということを感じ取る
(実は人間の脳に寄生して人間を操る新種のバグが基地内に潜入し、密かに一人づつ兵士達を襲って繁殖していた)
主人公が隊長にそのことを報告すると、隊長は青ざめ、実は隊長自身も以前からビジョンを見続けていた事を明かす
「何を見たのか?」と主人公が問うと、隊長は「我々は内部から皆殺しにされる」と言う

やがて数で優勢になった寄生虫側は、一気に残りの兵士達を襲い始め、
最終的に無事なのは主人公と戦犯2人だけになってしまう
主人公と戦犯は寄生された兵士達を倒し、主人公は超能力で寄生虫の真の目的を読み取る
寄生虫は地球へ帰還する将官の脳に寄生し、そこで一気に繁殖して全人類を滅ぼす気でいた

寄生虫に脳を操られた将官によって基地の機能が落とされ、
基地内に大量のバクが流れ込んでくるが、戦犯は将官の殺害に成功する
主人公は救助にやって来た地球連邦のヘリに乗り込むが、
戦犯自身はバグの群れの足止めとして基地に残って銃を乱射し続ける
(戦犯が死ぬ姿は写されてないけど、ひたすら鳴り響いていた銃声が止むのが戦犯の死を示している)

無事帰還した主人公によって戦犯の活躍と新種のバグの存在が地球連邦に報告され、戦犯は英雄として称えられる
地球連邦は戦犯の銅像や自伝的映画を製作する
映画の内容はあまりにも誇張され、戦犯は死の間際
「若者を激励して戦場へと送り出す様な格言を遺して感動的に戦死した」と創作されている
戦犯の存在は英雄としてプロパガンダとして利用されてしまっているのである

主人公は生まれて間もない赤ん坊を抱いて映画館へ向かう
映画館から出てきた一人の兵士が赤ん坊を目にし、「大きく成ったら戦場でお国のために死ねよ」と笑顔で呟く
主人公は青ざめ、赤ん坊を抱きしめて足早にその場から立ち去る


902 名前:本当にあった怖い名無し :2011/10/08(土) 15:30:40.99
>>864-865
一番後味の悪い部分がない
この戦犯君は歴戦の兵士で数々の武勲や勲章を立ててるんだけどそれは敗戦のカモフラージュで
その影では未熟な若い兵士たちが多数戦死していた。

903 名前:902の続き :2011/10/08(土) 15:32:42.63
そんな司令本部に対して疑問を持っていた戦犯君は
自分がその戦功によって英雄扱いされることをひどく嫌がっていたし
上官殺しをしたこともあって死に場所を探していた。
で最後に主人公を守って「俺を英雄に仕立て上げるんじゃねーぞ」ってバグに突っ込んで戦死してしまうんだけど
もちろん戦犯君の意図は無視され政府は戦犯君の戦死を美談として軍の英雄に仕立て上げて
未熟な若者を戦地に送り込むためのシンボルにしてしまう

こんな感じで薄っぺらいながらも後味は悪く纏められてる。

 

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