ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その126B » 発明品の特許

204 名前:本当にあった怖い名無し :2011/12/03(土) 03:26:12.12
思い出した昔読んだ漫画
読んだのが小学生の時だったから内容ほとんど覚えてない。あらすじ的に物凄く簡単に書く
記憶が曖昧だから他の漫画と混同して間違ってる部分あるかもしれんけど

技術者・Aは、ある新技術の発明に没頭していたた
Aの恋人・Bは、家庭や生活を蔑ろにするAに反発しており、しだいに二人の関係は険悪になっていく
その矢先、恋人は事故か病気か何かで死んでしまうが、Aはその後も発明を続けた

数十年後、Aの発明が完成間近に近づいたある時、
ある企業がAの発明と全く同じ装置を開発し、それを企業自身の「特許技術」として発表する
企業Bは密かにAの技術を盗んでおり、Aは自分の発明の特許を取り戻すために企業と争うが、
状況はAにとって圧倒的に不利だった

貧乏人のAから金を取り立てようとしていた主人公(性格悪い)は企業と対立し、
この発明の権利が誰にあるのかをハッキリさせようとする

主人公は数十年前に出版された一冊の本を見付けだし、それを企業に突き付ける
それは、未来の世界を舞台に書かれた絵本であり、
その中には当時は存在しなかったはずのAの発明した装置が登場し、こう書かれていた

“このすばらしいはつめいをしたひとは、Aさんというりっぱなぎじゅつしゃです”

絵本の著者はBであり、AはBの本当の想いを知って涙を流す
企業は発明の特許取得を諦める

Aが主人公に感謝の言葉を述べると、主人公はそれを拒絶し、残念なお知らせをする
この発明技術を世に発表したのはBであり、発明の特許は法律上ではBにあった
発明が記された絵本が出版されたのは数十年前で、Bは既に故人
発明の特許はもはや誰のものでもなく、フリーなものになってしまっていた

Aに希望を与えて奪うというオチ
最後あたりで、Bの絵本を持って魂が抜けたように呆然しているAの姿に
悲壮感があってなんか不憫だったような気がする


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