ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その128 » ゴルゴ13/第131話「英雄都市」(さいとうたかを)

807 名前:本当にあった怖い名無し :2012/02/24(金) 08:21:09.77
漫画『ゴルゴ13』の「英雄都市」

老人はロシア人であったが、かつての世界大戦でソ連を裏切って敵国に協力し、大勢のロシア市民を死なせた戦犯だった
終戦後、ロシア政府は戦犯への時効を廃止し、捕まえた戦犯を問答無用で処刑するようになる
刑を逃れるために敵国に亡命した老人だったが、祖国であるロシアに何十年も郷愁を抱き続けていた
やがて、命を捨ててでも帰郷したいと願った老人は、凄腕の殺し屋・ゴルゴ13に
「自分がKGB(特殊な警察)に捕まった場合、一思いに殺して欲しい」と依頼する

ゴルゴへの依頼から数日後、祖国へと密かに帰郷した老人は、街を歩いて歓喜し、バレエを鑑賞して感涙する
(この辺の描写はなんか老人に同情してしまう)
そして、不安と期待が入り混じった複雑な想いを抱えつつ、祖国に残してきた家族に恐る恐る会いに行く
老人の母・妻・息子・娘達は老人に対して激しい敵意と嫌悪感を剥き出し、
「裏切り者」「汚らわしい」等と罵倒し、一切歓迎しようとしない
老人は傷心しながらも「皆の顔を見れただけで満足だ」と笑顔を取り繕い、追われる様に立ち去ろうとする
ただ一人、孫娘だけは老人に優しく接し、孤独に立ち去ろうとする老人を心配するかのように追い縋る
老人は孫娘の優しさに慰められ、礼を述べて立ち去る


808 名前:本当にあった怖い名無し :2012/02/24(金) 08:23:05.14
その後、老人は兄弟と再会し、過去の話をする
そこへKGBの諜報員が現れ、老人はタイーホされてしまう
KGBがやって来るのが早すぎると感じた老人は、誰かが自分のことを密告したのだと悟る
老人は諜報員と旧知の仲であり、「せめて最後に、誰が私のことを密告したのかを教えて欲しい」と懇願する

密告したのは孫娘だった
老人は「優しいあの子が私を売るはずない!」と狼狽する
諜報員は言う「あの子は熱心な共産党(ソ連)支持者であり、あの子の密告は正義の行動だ」
老人は絶望からか、呆然としてしまう

丁度その瞬間、ゴルゴ13が老人を狙撃する

 

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