オールド・ボーイ

380 名前：本当にあった怖い名無し　：2012/05/15(火) 11:27:07.17

オールドボーイは違う意味で後味悪かった

子供が生まれたばかりで浮かれてた主人公は酔っ払って交番に
目が覚める何者かに監禁されてた
理由も分からず何十年か監禁されつづけ
そしてある日突然解放される
既に妻子の行方は分からず、
当然主人公はなんで自分が監禁されたのか、犯人を探し始める
そこで犯人に繋がりそうな若い女と出会い、行動を共にする

犯人を追うにつれ、女とも段々良い感じになり愛し合うようになる

381 名前：本当にあった怖い名無し　：2012/05/15(火) 11:28:01.27

だがそれは犯人の罠だった
犯人と対峙した時、遂に真相が語られる
犯人は学生時代、姉と近親相姦している所を主人公とその友人に見られ、
それを友人が吹聴したせいで姉は目の前で自殺したのだという
その復讐のため主人公を監禁し、主人公の娘を別名で育て、
解放した時に愛し合うように仕向けたのだった

犯人は主人公に部屋で待つ女（娘）に電話をかけさせる
女の元には主人公が自分の父親だと分かる写真の入った箱が届けられていた
電話をして箱を開けるな！と叫ぶ主人公
女は箱に手をかける

犯人を殺し、気が狂う主人公

数年後、痴呆のようになった主人公はなぜか森の中（療養施設？）に
女は箱を開けなかったのか、記憶の抜け落ちた男と抱き合う

———–
主人公自身吹聴していないのにこの仕打ちは可哀想だが
それ以上にいくらなんでも娘が可哀想すぎる
最後まで父親と近親相姦してることに気がつかない
しかも主人公がパーになって救われててムカつく
本当に娘が大事なら自殺しろよ！！って思ってしまった

382 名前：本当にあった怖い名無し　：2012/05/15(火) 11:44:27.25

それって、主人公の記憶は消えてるのか消えてないのか、
（森の中にいたのは、催眠術者に記憶を消してもらうため。）
娘は近親相姦を知ってるのか知らないのかわからない
曖昧エンドじゃなかったっけ。

可能性としては

主人公記憶無し　娘知らない
主人公記憶あり　娘知らない
主人公記憶無し　娘知ってる
主人公記憶あり　娘知ってる

の４通り。

383 名前：本当にあった怖い名無し　：2012/05/15(火) 11:48:06.05: それが本来の恨（ハン）、韓国文化の根源にあるとまで言われる感情の筈。
「本来こうあるべきなのにそうでない現実に対して抱く気持ち」だっけ？、
「正しくない」社会や現状と、それに対するやるせない気持ち、憤怒も悲哀も
嘲笑も含めて抱え続けてきたってことかと。
・・・ただ、それを作品に現せて良いかどうかは、ねえ。

384 名前：本当にあった怖い名無し　：2012/05/15(火) 12:00:25.62

>>382
そうともとれるね
催眠術師のくだりは忘れてたwww

にしても娘の将来の為にも死んでくれと思った
記憶無くそうとするとかまじで最悪
告白もそうだが、娘と近親相姦はありえない
親の愛より異性愛＝性欲を取るってことじゃん
娘の身体使って夫とセックスとか、あの母親はまじ鬼畜

385 名前：本当にあった怖い名無し　：2012/05/15(火) 12:20:05.53

なんとなく作品の背景がキリスト教って感じなので
（韓国は人口の半分がクリスチャン。）
自殺はできないとかかも。それを言い出すと人殺しも
いかんけど。

劇中で監禁犯が言う「どっちがより罪深いと思う？知ってて犯す罪と知らずにおかす罪と？」

も聖書から来てると思うし。
ちなみに聖書によれば知らずに犯す罪の方が
より悪いとのこと。焼けた鉄を知っててつかむのと
知らずにつかむのでは後者の方がダメージが大きいからだと。
監禁犯は知ってて近親相姦したけど、
主人公は知らずに罪をおかしたのでよけい罪深い
というおそろしい話。