ホーム » 小説 » 小説/か行 » こぐまレンサ(ロクニシ・コージ)

881 名前:ちぃちゃん 1/3 :2012/09/15(土) 23:02:45.81
漫画「コグマレンサ」の中のエピソード。

都会で貧乏な生活をしているフリーターが主人公。
ペットショップの店先で小型犬を眺めていたところ、
ヤリ手店員の言葉巧みなセールスにより、わざわざローンを組んで購入することになってしまう。さらに
『当店では、万が一ペットに何かあった場合、特殊なアフターケアをさせていただいております』
と、実態のよく分からない高額なサービスまで申し込んでしまった。

ボロアパートに小型犬を連れ帰り、借金を背負ってしまったことを後悔する主人公。
しかし、せんべい布団の上にちょこんとお座りしている小型犬のつぶらな瞳を見ていると、
「この子を養うために、頑張らねば……」と思うのであった。
主人公は犬に「ちぃちゃん」と名づけ、可愛がる。
彼女も友人もいない主人公だったが、ちぃちゃんのお陰で孤独感が薄れていく。


882 名前:ちぃちゃん 2/3 :2012/09/15(土) 23:03:59.68
しかし、そんな楽しい生活も長くは続かなかった。
突然、ちぃちゃんが病気で死んでしまったのだ。
ちぃちゃんを埋葬し、フラフラと歩いていた主人公は、何者かに追われている少女とぶつかってしまう。
驚く主人公に「お願い、匿って下さい!」という少女。
主人公は流されるまま、少女を自分のアパートに連れ込む。

なぜ、追われていたのか少女は自分の身の上を語ろうとしなかったが、
主人公がなんとなく飼い犬のことを話すと「私のあだ名もちぃちゃんって言うんです」
「良かったら、私のことを『ちぃちゃん』だと思って下さい!」
というわけで、主人公はこの少女と同棲生活を送ることになる。

かわいらしい少女との、まるで恋人同士のような生活が続き、
徐々に飼い犬を失った悲しみが薄れていく主人公。
ある日のこと、
「ひょっとしたら、彼女は本当にちぃちゃんの生まれ変わりなのかも……ハハ、まさかな」
そんなことを考えながら帰宅すると、少女の姿がない。
「ひょっとして、追っ手に捕まったのか!?」と慌てる主人公だが、
ちゃぶ台の上に書類があることに気づく。そこには、


883 名前:ちぃちゃん 3/3 :2012/09/15(土) 23:05:22.11
「ペット死亡によるアフターサービス期間終了のお知らせ」
という見出しと、これまでの少女との生活は、実はペットを亡くした飼い主を
ケアするためのサービスであった旨と、『別紙のアンケートにご協力下さい』
と書いてあった。

アンケート用紙には、少女のかしこまった顔写真と
「当社の社員のサービス内容はいかがだったでしょうか。悲しみは充分に癒されましたか?
以下、あてはまるものに丸をつけて下さい」といった設問が書いてあった。

ちゃぶ台に広げたアンケート用紙の写真と、飼い犬の写真を見比べ、
「ちぃちゃんが2回死んじゃった……」と呟く主人公のセリフで終わり。


884 名前:本当にあった怖い名無し :2012/09/16(日) 00:06:19.50
そこは「よかった、本当に悪い奴に追われてたわけじゃなかったんだな」じゃね?

885 名前:本当にあった怖い名無し :2012/09/16(日) 02:50:15.87
でも実際にやられたら悪質な嫌がらせレベルだろ
ショックでかいぞ

886 名前:本当にあった怖い名無し :2012/09/16(日) 03:22:22.26
最後に自殺したという結末があっても納得できるくらいひどい仕打ちだよね

 

こぐまレンサ 完全版 (講談社BOX)
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