ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その134 » Doll/Baby Doll(三原ミツカズ)

16 名前:1/2 :2012/09/21(金) 17:47:43.54
前スレに三原ミツカズのDOLLがあったので自分もその中からひとつ。
「LIST15.Baby Doll」

ある日、女学生の永久子(とわこ)はエンジニアの男・誠一郎に
「自社製品であるドールのモデルになって欲しい」とスカウトされる。
彼の勤めるSG社はドール(美男美女の姿をしたお手伝いロボット)の独占販売を行っており、
永久子は二つ返事でOKした。
大企業のエリート社員でもあり誠実な彼の姿に永久子も彼女の両親も心を許し、二人は交際を始めた。

付き合ううちに永久子は誠一郎の変な言動に気がつく。
誠一郎は何かにつけて永久子を「僕のドール」と呼び、彼女を私物化しようとしている。
永久子は就職を境に一人暮らしを初めて誠一郎との交際を絶とうとするが、
疎遠にしようとする彼女に対し事あるごとに手紙・電話・服などを送りつける誠一郎。
しびれを切らした彼女は絶縁宣言をする。
「最後にもう一度だけ逢ってくれないか」と返答する誠一郎。
これで自由になると思った永久子はその言葉を呑んで彼の元へ向かう。
そしてそのまま彼の自宅に監禁されてしまった。
「ドール。君は僕から一生離れられないんだよ」永久子に誠一郎はそう囁く。

自分の好みの服を着せ、欲しいものはなんでも買ってやるという誠一郎。
反抗する永久子だが突如全身を襲った苦痛に悲鳴をあげる。
最後の晩餐の際に彼女は薬を盛ったワインを口にしていた。


17 名前:2/2 :2012/09/21(金) 17:48:52.71
誠一郎は自社のドールを作るうちに「人間を従順なドールにしたい」と思うようになった。
そのために麻薬のような薬を極秘裏に発明し、永久子に服用させたのだ。
薬には誠一郎のDNAが記録されており、
記録された者のDNAを定期的に摂取しなければ全身を苦痛が襲うというものだった。
彼の血を舐めて大人しくなった永久子に「さあ僕の可愛いドール。服を脱いで愛し合おう」と誠一郎は手を伸ばす。

永久子は脱走を試みるが、禁断症状の出た体は苦痛を容赦なく与えて彼女の逃亡を阻止する。
うずくまる永久子の元に現れる誠一郎。
血をくれと叫ぶ彼女に「DNAを含むのは血だけじゃない」と自分のイチモツを差し出す。
誠一郎は一枚の紙を見せる。それは誠一郎と永久子の婚姻届の写しだった。
「ご両親にも報告してきた。とても喜んでくださったよ」
イチモツを咥えさせられながら聞いた結婚報告にむせび泣く永久子。
逃げられないと悟った彼女は無気力なまま誠一郎に犯される日々が続く。

監禁から数ヵ月後、永久子は誠一郎の子供を身篭ってしまう。
「このままこの子供が生まれてしまえば私はこの男と子供に縛られる」
臨月を迎えた永久子の視界に写ったのは果物ナイフ。
「私は人形じゃない。あなたの思い通りにはならないわ」永久子はそう叫んで腹にナイフを突き刺す。
「なんて事を ドール…僕のドールが!」と泣き崩れる誠一郎。

永久子は失血により死ぬことができた。しかし腹の中にいた女の赤ん坊は一命を取り留めてしまった。
泣き喚く赤ん坊に誠一郎は自分の血を与えてみる。すると赤ん坊はぴたりと泣き止んで笑い出した。
母体を通して薬の効力が赤ん坊にも影響を及ぼしていることを実感した誠一郎は笑みを浮かべる。
「さあお家に帰ろう。僕のドール」彼は娘を新たなドールにする為に家へと向かった。


18 名前:本当にあった怖い名無し :2012/09/21(金) 18:14:33.19
「DNAを摂取」で真っ先にそっちが浮かんだわ
血とか思いも寄らなかった

19 名前:本当にあった怖い名無し :2012/09/21(金) 19:06:00.75
切った爪でも髪の毛でも耳糞でもなんでもいいから集めておけばどうとでもなるんじゃ……
というか>>18、その考えでいくとDNA鑑定は一体どんな作業になっちまうんだ

20 名前:本当にあった怖い名無し :2012/09/21(金) 19:18:48.43
美男美女のお手伝いロボットって設定から
どうしてもダッチワイフ的な物をイメージしてしまうからな

21 名前:本当にあった怖い名無し :2012/09/21(金) 19:34:15.93
>>20
ドールのコンセプトが「人間に絶対服従。オプション追加で愛玩用も可能」だから
あながち間違っちゃいない。

 

Doll 3 (Feelコミックス)
Doll 3 (Feelコミックス)


後味悪い
(後味悪ければクリック)
読み込み中 ... 読み込み中 ...