ホーム » 小説 » 小説/た行 » 懲戒の部屋(筒井康隆)

144 名前:本当にあった怖い名無し :2012/10/01(月) 15:29:36.37
既出かも知れないけど筒井康隆の短編
題名は忘れた

ある男が会社に行くため電車に乗っている。
目的の駅に着いて降りようとしたらいきなり腕を捕まれる。
驚いて振り向くと、フグみたいな顔をしたおばさんが憤怒の表情を浮かべている。
「ちょっと!!痴漢よ!!あなた触ったでしょ!」
勿論男は痴漢なんてしていない。
だがフグおばさんの取り巻きも「私も視た!!あなた痴漢よ!」と騒ぎ立てる。
それで男も必死に「自分はなにもしてない」と説明するが、
あまりにおばさん達が騒ぐので周囲の雰囲気も段々男が悪いみたいな感じになってくる。
それで男も段々と腹が立ってきて、とうとう
「誰がお前のケツなんか触るか!!鏡を見てから物を言え!!このフグ女!」と罵倒してしまう。
それを聞いたおばさん達は急に静まりワナワナと震えて「ここじゃ埒があかないから駅長室に行きましょう」と言う。
男ももはや臨戦態勢なので承諾する。


145 名前:本当にあった怖い名無し :2012/10/01(月) 15:30:20.05
しかし男が連れて来られたのは地下牢のような場所だった。
そこで男は駅員に椅子に縛り付けられ電気ショック等の拷問を受ける。
おばさん達は男が苦しむ度に大笑い。
「俺は無実だ!こんなの人権侵害だ!!」と叫ぶ男。
横で見ていたおばさんは高笑いしながら
「あなたはさっき私達を罵倒した、これは女性の人権を著しく侵害した行為である!」と言い放つ。
おばさんは女性の権利を守る組織の幹部だったのだ。
男は半日に渡って拷問を受け続けるが絶対に痴漢は認めなかった。
するとおばさんは男の妻と息子を連れてくる。
「あなたのお父さんは痴漢をしたの。だけど認めないからこうやって罰を受けているのよ。」と息子に吹き込むおばさん。
「〇〇!お父さんはなにもしてない!!」と必死に叫ぶ男。
その男の腰に何かが取り付けられる。
それは強制射精装置だった。
「お父さんはなにもしてない!無実だ!」と叫びながら精液を撒き散らす男。
おばさん達の高笑いが響くなか妻と息子は凄まじい軽蔑の視線を男に向けていた。

146 名前:本当にあった怖い名無し :2012/10/01(月) 15:47:09.60
終わり?

159 名前:本当にあった怖い名無し :2012/10/01(月) 23:08:56.58
>>146
そう、これで終わり。
痴漢冤罪の主人公が妻子の見ている前で射精しまくって、悶絶して〆。

漏れもタイトルは覚えてないが、強制射精装置の描写がめちゃくちゃエグかったことはなんとなく覚えている。
身体に電極を埋め込んで、強制的に刺激を与えるとか。そんなカンジ。

何よりも凄いのは、痴漢冤罪が社会問題になる数十年前にこんな作品を書いていた
筒井康隆の先見の明。


162 名前:本当にあった怖い名無し :2012/10/02(火) 04:07:07.97
性的な奴は後味がどうこうというより吐き気がする

 

懲戒の部屋―自選ホラー傑作集〈1〉 (新潮文庫)
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アルファルファ作戦 (中公文庫)
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