ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その134 » おとうと(高橋葉介)

390 名前:1/2 :2012/10/10(水) 22:28:34.20
高橋葉介の短編漫画。舞台は戦前の東京。

弟があんまり生意気だから、あたしは木の枝で顔をぶってやった。
(枝が瞼をかすって、幼い弟は泣き叫ぶ。弟は病院に担ぎ込まれた)
どうしよう、あたしのせいで弟は目が見えなくなっちゃう!
(幼い姉は泣きながら幼い妄想を繰り広げる)

弟が退院したら、あたしは心の底からあやまるわ。
弟はやさしいから、きっと許してくれるわ。
あたしは弟のめんどうをみるわ。毎日御本を読んであげる。
お散歩にも連れていってあげるわ。いじめっ子が来たら、あたしがやっつけてあげるんだ。


391 名前:2/2 :2012/10/10(水) 22:31:52.07
あたしは学校をやめて働くわ。弟とふたりでくらすのよ。
そしたら、すてきな男の人があたしに結婚をもうしこむのよ。
『弟さんには看護婦さんを雇ってあげる。アメリカで手術もしよう。だからぼくのお嫁さんになってください!』
そしたら弟がいうの。
『いやだよお姉ちゃん!ぼくをおいていかないで!』
あたしは弟をだきしめていうわ。
『ごめんね○○チャン。あたしどこにもいかないわ!だから××さん、あたしあなたのお嫁さんにはなりません!』

(泣きつかれて眠った姉を、母が優しく揺り起こす)
「心配しなくていいのよ、○○チャンの目は大丈夫。瞼にちょっと怪我をしただけなのよ」
あ…そう、よかった…。

(お見舞いに行くと、弟は目のあたりに包帯を巻いている。母が離席した隙に姉は…)
あのね○○チャン、お姉ちゃんおねがいがあるの。
「なんだい?お姉ちゃん」
あんたの目を潰させて。

子供の可愛らしい妄想が暴走しちゃってまあ大変。


394 名前:本当にあった怖い名無し :2012/10/10(水) 22:48:57.02
>>390
戦前だというのに中々のスイーツ(笑)体質www

395 名前:本当にあった怖い名無し :2012/10/10(水) 23:18:40.50
あったな、なんとかっていう病気。
「病気の子供を面倒看る優しい私」を演じたくて、子供を故意に怪我させたり毒物を飲ませたりするの。

てか、なんで舞台が戦前?
戦前である必然性がないような。


396 名前:本当にあった怖い名無し :2012/10/10(水) 23:25:03.14
>>395
代理ミュンヒハウゼン症候群な。

 

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