ホーム » 小説 » 児童文学・絵本・昔話 » ハリー・ポッター/ハリー・ポッターと炎のゴブレット(J・K・ローリング)

409 名前:焔のゴブレット クラウチ親子のエピソード :2012/11/18(日) 18:07:43.38
ハリー・ポッターと炎のゴブレット」
「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」に出てくる親子のエピソードが後味悪かった。

ハリポタの魔法界では有名な名家・クラウチ家親子の話。
魔法省(魔法の国の役所)に努めるクラウチ父は
有能・勤勉で知られており、次期総理大臣の最有力候補であった。
彼は公明正大であったが、厳格・冷徹すぎるきらいがあった。
また、家名を重んじ、名誉に執着した。彼は一人息子に自分と同じ名前を与え、スパルタ教育を行った。
息子は父の期待通り、優秀な子息に育つが、鞭ばかりの父を内心では憎むようになった。

やがて息子は10代後半になると、学校では優等生として通りながらも
闇の帝王・ヴォルデモード(主人公・ハリー・ポッターの宿敵)に密かに傾倒するようになる。
ヴォルデモードの主義というより、
彼と自分の共通点(父親と同じ名前を与えられながら父親を憎んでいる、孤独だった)に惹かれての崇拝だった。
息子は17歳の時に、決定的な事件(ハリーの友人の両親を拉致・拷問)の実行犯の1人となり、逮捕される。
司法取引に応じた仲間の一人に売られたのだ。父は息子を終身刑に処し、息子は牢につながれた。
クラウチ家は何とか取り潰しを免れたものの、父は閑職においやられ、一族は没落していく。
息子を売った男は、のうのうと社会復帰し名門学園の校長にまで出世する。
反省・改心はしておらず、学内では校長特権を笠に来て、生徒いじやひいきなど好きに振舞っていた。


410 名前:焔のゴブレット クラウチ親子のエピソード :2012/11/18(日) 18:10:27.86
息子の逮捕後、もともと心臓の弱かった妻は病状が悪化し、死の床につく。
妻は息子の無実を信じており、死の間際夫にある懇願をする。魔法で私の死体を息子の死体に変えて・・・。
息子の獄死を偽装して、そして息子を牢から出してあげてと。
父は大罪を犯した息子を生涯牢につなぐ決心をしていた。
しかし愛する妻の遺言を拒絶できなかった。魔法で妻の死体を息子の死体に変え、息子の獄死を偽装した。
秘密裡に脱獄させた息子は、服従の魔法をかけ、屋敷の地下室に幽閉した。
息子はヴォルデモードの復活を信じ、日の差さない地下室で寒さに耐えながら、復活の魔法を打ち破る努力をする。

12年後、ついに服従の魔法を打ち破った息子は地下室から脱出した。
その際、邪魔な父に「服従の魔法」をかけ、口を塞いだ。
自由になった息子は、苦労しながらも体の一部が復活していたヴォルデモードと、
その世話をしている腰ぎんちゃくと再会を果たした。
ヴォルデモードは息子に己の肉体の復活に必要なハリー・ポッターを自分に届けるようにと指示を出す。
息子は、学校の臨時講師に化けて、ハリーの在籍する魔法学校にもぐりこんだ。
教師に化けた息子は父親譲りの優秀さと教え上手を如何なく発揮し、良い講師を演じ切った。
ハリー達の指導を熱心に行い、劣等生の生徒に適切な助言を与え、
いじめっ子には動物に変身させるなどの罰を与え、信頼を得た
(このあたりは演技というより、本人の生来の生真面目さから来ているっぽかった)。

学校では100年に1度の3校合同のイベントが行われており、審査員として父も招かれていた。
父は「服従の魔法」で意志を奪われていたせいか表面上は平静だったが、
わずかに残った意識で友であるダンブルドア(魔法学校の校長)に罪の告白と、
息子の逃亡を告白しようとすると、「服従の魔法」と必死で戦っていた。


411 名前:焔のゴブレット クラウチ親子のエピソード :2012/11/18(日) 18:11:50.55
しかし息子の魔力は父をとうに上回っており、「服従の魔法」に抗おうとした父の心は壊れてしまう。
息子が逮捕される前―12年前に心が巻戻った父は学園の前庭をふらふらと彷徨っているところをハリーに発見される。
「私の息子は試験を全科目「優」をもらえましてねぇ・・。
 子供を褒め過ぎるとよくないので口には出していませんが、私の自慢の息子なのですよ。
 とても頑張り屋です。母親思いの優しい子でね・・・。」
ニコニコと笑いながら誰彼構わず息子の自慢話をする父の目には何も映っていなかった・・・。
その直後、父は心臓麻痺で死んだ。
息子は父が「服従の魔法」を破った場合(正気に返ろうが狂おうが)死ぬようにしかけておいたのだ。

いくつもの策略を練り、息子はハリーをヴォルデモードの元に転送することに成功する。
しかし思わぬアクシデントによりハリーが生還を果たし、(その変わり無関係の生徒が死亡)正体がばれた息子は逮捕された。
「あの方・・・あの方がおっしゃった!俺だけが・・・俺があの方に忠実であったと!
 あの方は俺を褒めて下さった!!」
息子はヴォルデモードの復活を狂喜しながら連行されていく。
息子はその夜、拘置所で吸魂鬼(ハリー・ポッターに出てくる正体不明の化け物)に襲われ、廃人となった。

12年前、父が政府の要職を追われた後、後釜に無能な役人が就任した。
彼は厄介ごとが大嫌いで、面倒になりそうなヴォルデモードの復活の騒ぎを何とかもみ消したかった。
その為に、ヴォルデモード復活の生き証人である息子を廃人にしたのだった。


412 名前:焔のゴブレット クラウチ親子のエピソード :2012/11/18(日) 18:12:30.90
炎のゴブレットはハリポタの中ではイナーな巻だけど、の親子の話はすごく後味が悪かった。
クラウチ父は表向き冷酷で厳格な鬼父だったかもしれないが、
妻の死体と引き換えに息子を家に帰して12年匿っていたのだから、内心では息子を愛していたと思う。
死の間際の褒め言葉を学生時代の息子に1度でもかけてやっていたら息子は悪の道に入らなかったのに。
しかもヴォルデモードの部下のほとんどは言い逃れや司法取引で罪を免れており、
息子投獄後も魔法省の部下や同僚として彼らと机と並べて働かなければならなかった。
12年間どんな心境で息子を匿い、彼らと働いていたかと思うと・・・。
息子も悪とはいえ12年間もボスに忠義を捧げ、果敢に任務を果たしたぐらいだから心底腐った人ではなかった。
頭脳も力も優れ、教師の適性も高かったので、道を誤らなければひとかどの人生を歩めたのにと思うと辛いものがある。

日本のラノベ・アニメではい忠誠心を持つ敵キャラ」は終盤まで活躍する重要キャラのポジションなのに、
出てきた巻でさっくり小物に殺されたのも衝撃だった。


413 名前:本当にあった怖い名無し :2012/11/18(日) 18:49:52.78
最初の方の映画でドラコをフェレットに変えた先生か!
そのシーンは記憶に残ってたけど
そんな過去があってそんな結末になるとは…

414 名前:本当にあった怖い名無し :2012/11/18(日) 19:07:44.07
>>413
そうだよー。映画だと端折れ過ぎて過去がほとんどわかんないけどね。
ドラコをフェレットに変えたのはいじめの罰もあるけど
同じヴォルデモードの信奉者だったドラコの父親が言い逃れ(もしくは賄賂?)で罪を逃れたから。
クラウチ息子はハリー転送の後始末に忙しくて
4巻ラストのヴォルデモード様体一部復活の儀に立ち会えなかった。
皮肉なことにヴォルデモードを見捨て得たドラコの父親が真っ先に来た。

424 名前:本当にあった怖い名無し :2012/11/18(日) 23:40:27.47
>>409
ダンブルドア(魔法学校の校長)って最初の事件で息子を売った仲間なのか?
そいつなんかに相談してどうしようってんだ

427 名前:本当にあった怖い名無し :2012/11/19(月) 04:56:33.40
>>424
仲間を売って保身→出世したのは、ダンブルドア(ホグワーツ校長)ではなくて、
この巻の三校対抗試合に参加する、ダームストラング校のカルカロフ校長
ダンブルドアはホモだけど、死喰い人(ヴォルデモート側)ではなかった

430 名前:本当にあった怖い名無し :2012/11/19(月) 09:18:38.20
>>427
>ダンブルドアはホモだけど
さらっとすげえ事実書いてるな、おい
ホモなのかあのジジイ

431 名前:本当にあった怖い名無し :2012/11/19(月) 09:56:20.96
>>430
作者もホモだと認めてる

436 名前:本当にあった怖い名無し :2012/11/19(月) 13:54:41.36
ダンブルドアを最初に演じた役者さんって死の間際までダンブルドアを演じ切りたいって言ってたらしいじゃん
威厳も有って魔法界で一番まともなはずなのに何で要らない設定をつけたのか問い詰めたい

442 名前:本当にあった怖い名無し :2012/11/19(月) 15:39:26.78
妻子がいない理由付けが一番簡単なんだよゲイは

ダンブルドアなんか作中トップクラスの実力で超重要人物だろ
その人に子供がいるなら話に絡んでこないとおかしいくらいだろ
でもいない。話の都合なのかそこまで考えてなかったのかは知らんが

その理由を説明するために長々とエピソード作るより
「ゲイだから」の5文字で済ませた方が簡潔で理解しやすい

 

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