ソード・ワールド2.0
-
718 名前:本当にあった怖い名無し :2012/11/29(木) 17:33:43.21
- ソードワールド2.0っていうTRPGのリプレイから、なんとなく読後にもやもやが残った話を一つ。
細かい点は覚えてないので、ざっくりだけどとある国に向かうことになった主人公パーティ。
この国は王様が病に倒れ、お妃様はとうの昔に亡くなっているため、
現在、一人娘であるまだ10代の王女が国のトップをやっている。
けれどこの王女ってのがとんでもないおてんば姫で、しょっちゅう城を抜けだしては城下で遊びまくり。
主人公パーティの一人である神官の女の子が、たまたまこの王女とそっくりの容姿なんだけど
それを利用して入れ替わってまでも仕事したくない様子。ただの姫ならともかく、国のトップが仕事放棄して遊んでるって…って時点でどうかと思うんだけど、
ほんとに後味悪いのはこれ以降。
この国の大臣が反乱を起こす。大臣は今は亡き王妃に心酔していたようで、
「王妃はもういないし、その血を引いた王女は遊んでばかりのバカ姫だし、もうこんな国に未来はねえ!」
という、まあ正直よくわかる反乱理由。
最終的に大臣の企みは阻止されて、王女は自分の立場を考えなおし、
元々やる気がなかっただけで無能な訳じゃなかったこともあって、
少しずつトップにふさわしい人物になっていく…という、まあこれだけ見たらわりといい話。
国王も快復するし。何が後味悪いかというと、大臣の反乱理由を聞いた主人公たちの言い分。
「勝手に期待を押し付けて勝手に自暴自棄になってんじゃねえよ、王女には王女の生き方ってもんがあるだろうが」
「あなたが勝手に描いた未来図を、王女に押し付けるのはやめてもらいたいね」…っておいおいちょっと待て。王族だぞ王族。しかも国のトップだぞトップ。
果たさなきゃいけない責任ってもんがあるし、
「まだ10代の女の子に~」とか言われてたけどこの場合年齢なんか関係ないよね。
「こどもだから」で遊び呆けてていいってことにはならないし、
なのに王女付きの執事も、上記の主人公たちの台詞に対して「…そうだな」とか言っちゃってるし。あまりにも綺麗事すぎて、このエピソードだけはどうにもすっきりしなくて好きになれなかった。
長文失礼しました。
-
720 名前:本当にあった怖い名無し :2012/11/29(木) 18:49:50.47
- >>718
世界を救う為だかなんだか知らんが、ふらふら旅してる流れ者勇者様御一行に説教される大臣かわいそうw
やり方は過激だが国の事を一番考えてるのは大臣だろうに
-
723 名前:本当にあった怖い名無し :2012/11/29(木) 19:00:07.38
- 期待やら未来図を押し付けるのを止めたからこそ反乱を起こしたんだろうにね