ホーム » 小説 » 小説/さ行 » すっぽん(パトリシア・ハイスミス)

625:本当にあった怖い名無し:2013/03/21(木) 23:25:07.68
パトリシアハイスミスのすっぽん。主人公は男の子。中学生なりたてくらいだったか微妙な年ごろ。
母子家庭の母親は毒親系で、彼を抑圧している。
もう恥ずかしいっていうのに半ズボンを強要したり。

ある日、男の子は家に亀がいるのを見つける。母親が買ってくれたのだ!と喜ぶ少年。
でもそれはすっぽん。
殺さないで欲しいという少年の気持を無視して、すっぽんを調理する母。
鍋の中で生きながら茹でられるすっぽんが必死でもがく音がする。なす術もない少年。
夕食の時間。細かくさいの目に切られ、スープになったすっぽんが供されたとき、
少年の中で何かが壊れる。少年は母親を殺す。
警察に捕まり、色々なことを聞かれるが、
すっぽんの事は聞かれなかったので話さなかった。END

すっぽんと、誰にも理解されない男の子が可哀想で後味悪かった。


627:本当にあった怖い名無し:2013/03/21(木) 23:38:01.91
>>625
概ね流れは合ってるが、主人公はとある少年と出会い、
友人になるために興味を引こうと「うちにスッポンがいるんだ」とか言う。
で、見せる約束をするんだが、スッポンは調理用でペットではなかった。
主人公の制止を聞かずにスッポン茹でるママン。
生きたまま茹でられたスッポンを助けられなかった事や、
友人が出来そうだったのにそれをブチ壊されたとか、
諸々爆発でママンをスッポン刻んだ包丁で刺しまくりって感じ。
『すっぽんの事は聞かれなかったので話さなかった』は印象深いよね。

 

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