環境アレルギーのドキュメンタリー番組

632本当にあった怖い名無し:2013/05/13(月) 10:19:42.66
何年か前にあったドキュメンタリーを思い出した。

環境アレルギーを発症したという中年女性のA子さんの日常をテレビで紹介していて、
A子さんはそれまで何ともなかったのに、ある日いきなり息苦しくて倒れて
検査の結果、空気中の異分子にアレルギー反応が起きる重度の環境アレルギーであり、
A子さんは掃除も料理も(煙、水蒸気、調理中の匂い)、外出も(排気ガス)
買い物も(店内の香り、他人の埃、等)駄目で、食べ物も単体の未調理品のみ
他人との接触は、特殊加工のマスクをかけ、(相手が)全身ビニールコートを着て貰った時のみok、
とか普通の生活が全く出来なくなってしまったという。

それでもドキュメントの最初の頃は、そういう不自由な生活をA子さん自身が苦笑いで紹介していたり、
ご主人も協力的で仲が良さそうだったのに、番組が進むにつれてA子さんの表情が暗くなってきて、
番組スタッフに対しても「人の不幸を撮って何が面白いのよー(#`皿´)」とぶちギレて当たるとか
ご主人や健常の人を罵詈雑言で呪う台詞が出てきたり、そのご主人が全く登場しなくなったと思ったら、
さりげなくナレーションで「ご主人は仕事の都合で現在単身赴任しています」流したりしていたが
突然最後に「この収録の一ヶ月後、ご主人からA子さんが自ら命を絶ったと連絡が入りました」
というナレーションとともにA子さんの遺影が撮されるというエンディングで驚いた。

そういった環境アレルギー現実を知らしめるのがA子さんの本望なのかも知れないけど
最後の方の彼女の容姿や人格の変貌を、人として衆人に晒していいのか?!と
見終わった時にいろいろ番組の趣旨に疑問が残ったよ。