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139本当にあった怖い名無し:2013/06/06(木) 09:50:55.07
渡辺淳一の短編。タイトルは忘れたが「失楽園」ブームの頃中古の文庫本で読んだ。

主人公は平凡なサラリーマン。会社の帰りに酒を飲むのが唯一の楽しみ。
最近妻が妊娠したので、嬉しくてたまらない。
同僚に喜びを打ち明けるが、そいつは後日気になることを言った。

酩酊児。父親が酔っぱらった時にできた子供。
(同僚の話だけなのか、古い医学書を見せられたのかは忘れた)
健全ではない状態で射精してできた子供には、心身共に異常が表れやすいという。
「古い学説だけどねえ、君は酒好きだから」

そういえば酔ったまま妻を抱いた事がある。
その頃に身籠った計算になる。
主人公は妻を説得し、妻は反対したが結局折れて中絶した。

実は妻は同僚と不倫していて、どっちのタネかわからないという真相。
なので、同僚が今では否定されている古い学説だか
口から出まかせだかを吹き込んで中絶に持ち込んだのでした。
「あなた、酷いわ(チラッ)あたしたちの初めての子供なのよ(チラッ)
障害があってもあたし立派に育ててみせますわ(チラッ」
的な妻の抵抗(するふり)が後味悪かった。


223本当にあった怖い名無し:2013/06/08(土) 17:42:15.98
>>139
タイトル『酩酊児』じゃなかった?自分も書こうかと思ってたw

ラスト不倫相手と布団の中で旦那を笑いながら
「まだ子供を産んだことのない細い腰を男に巻き付けた」が後味悪かった

 

空白の実験室 - 渡辺淳一メディカル・セレクションII (中公文庫)
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酔いどれ天使 (角川文庫)
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